2007.04.24

ものづくりは気持ちのカタチ_その2

今日は書きたいことが幾つかあるけど、まずは前に書いた“ものづくりは気持ちのカタチ”のこと。

先週日曜日の友人宅でのお酒を飲む会が、持ち寄りだったので私も二品ほど作っていってみた。
“自分の食べたいもの”を。
だって、自分が食べたくなければ、他の人にとっても美味しいものにならない気がするんです(笑)。

基本的に日本酒のお伴の予定だったので、作ったのは、イワシの梅干し煮と、青豆ごはんのおにぎり。
イワシの梅干し煮は実家にいたときからの好物。(母のはショウガ入り)圧力鍋で炊いて、骨ごと食べれるように。
青豆ごはんは、最近食べたかったので。
塩と酒で、お米と炊きました。おにぎりの中身は、お豆とぶつかんない程度、と思って、昆布とシャケの2種。
あと、青菜のゆでて花かつおをかけたもの。お醤油かけて、とその場でいうのを忘れてしまった(笑)
私のは、こんな感じ。

この日は、他の友人の持ち寄りと、その場で料理してもらったもので、テーブルがいっぱいになって、だいたいで決めた宴なのに豪華になった。別に集まりのテーマは何もなかったけど、美味しい料理と、肩のこらないお喋りで、リラックスした休日の夜となりました。ちなみに、先の記事にかいた、モノをちゃっちゃとつくる友人は蒸しパンをつくってきてました!
…いいなあ、蒸しパンをさっさと作れるなんて…。

今日になって、一緒にいった友人から、
「鰯の梅煮もおにぎりも美味しかったです。また作ってください!」
とメールをもらった。
ものをつくって喜んでもらえるのは、素直に嬉しい。ご飯でも何でも。
なんだか、自分のちょっとした気持ちが伝わったようで。

「また、作ってください!」っていい言葉だなあ。




+
昨日京都御所を通ったら、サクラが今まさに満開のエリアがあったのでびっくりしました。
南西の八重サクラのエリア。(写真のサクラは美山町です)
Miyama_sakura03

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2007.04.06

かもめ食堂のコーヒー

少し前に映画の“かもめ食堂”を観た。
印象に残ったのは、透明感のある陽の光の色と、
本当に何度もでてくる俳優の小林聡美がコーヒーをいれるシーン。


具体的にいうと、コーヒーの方は、

「1日何十回となく手でいれるコーヒーが、お客さんに美味しい!と満足してもらえる」

という出来事自体が、気になった。

自分も毎朝、そしてトモダチが家に来た時なんかは、
コーヒーメーカーではなく、手でコーヒーをいれるのだけど、
コンスタントに美味しくいれるのって、なかなか難しいなと感じている。
毎朝の自分の分はともかくとして、豆の種類とか、お湯の加減とか、人数とかで、微妙に調節するのがうまくいかなかったり。
トモダチにいれる時などは、ちょっと緊張して余計、失敗したりして(笑)。


お客さんに美味しいコーヒーを入れるという、ごくシンプルに見える行為を
百発百中で出来るということは、お商売とはいえ、すごいなあと。
そして、自分の仕事のことを省みたりしました。
自分の仕事で、それは具体的に何に当たるかは、……いろいろあるかな。


Brawn

最近やっとブラウンのコーヒーミル入手。
挽きたてのコーヒーの粉はお湯をそそぐと本当によく膨らんで嬉しい。
挽きたて豆での煎れ方、練習中。




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2007.04.04

さくら、さくら、さくら

Sensyo




京都は今、一番美しい時期。個人的には、紅葉の季節より桜の頃の方が美しいと思う。
やっぱり春を待ちわびていたという心境があるからだろうか。

先週末は、知り合いの方の着物の展示を観に行く。
ここでも桜づくし。着物の柄、帯、半襟に桜が咲いてました。↑の画像はそのひとつ。

そして御所の桜。もう散りかけているのもあります。
Gosyo_sakura




月曜日は仕事帰り、友人と二条城の夜桜を。
二条城はほんとうに久しぶり。北野天満宮の梅のように、いろんな種類の桜があって面白かった。いろんな桜の匂いを嗅いでみるが、薫るものとそうでないものがある。薫るものは、桜餅のにおい(笑)。
Nijyo01
桜のトンネルの下を歩き、そこを抜けると円山公園の桜より大きいんじゃないかというくらいの、しだれ桜に遭遇。
Nijyo02




自分は何にもしていないのに美しいものが観れて、ほんとに贅沢な季節だと思う。
春に感謝。


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2007.01.13

見えてるもの

昨日の写真の話のつづき。

同じ街をとっていても異なる雰囲気に撮っているということは、見えてる世界が既に違うのかもしれない。これは旅行で行ったメキシコという特別な体験に限らず、何気ない普段の生活でも言えるのだと思う。
同じ風景をみているようで、人によって見えてる世界が全然違うこともあり得るのではないかな。

ということは、同じ空間の中にいながら全然違う世界を生きてることもあり得るのであって、これって面白い。

Mexico011
parammmの撮ったメキシコ、オアハカの市場で

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2006.12.26

好きで住まうことが大切

一昨日は知人のはからいで、東山区のとある路地にある長屋の家々を見学する。やっと2mくらいある路地に面して可愛らしい長屋が立ち並んでいて、そのうち6軒ほどは一人のオーナーの方が、ものづくりをする若い人たちに賃貸している。主に住居兼仕事場としてつかうことを前提として。
Roji01
私がここに訪れるきっかけになったのは、京都市内にやはり同じような長屋をもつ女性から、相談を受けたため。長屋というからには、隣の家と柱・境界壁を一緒にしているにしているのだが、彼女のもつ家はその共有している柱壁が傾いている。共有なので、柱壁を垂直する工事もおそらくままならず、あまり予算をかけずに直すにはどうしたもんだかと考えていたら、知人がこんなところありますよと、似たような構成の路地+長屋群を教えてくれたというわけです。

Roji02
昨日は、6軒のうちの3軒ほどにお邪魔して、そこで商っているお仕事について聞いたり、家をどんなふうにつかっているか、直したか尋ねたりしました。
私が単純に驚いたのは、私が相談を受けた長屋と同じように壁や柱は傾き、住人の方も「最初は酔った」というくらい床が傾いているのに(だから、キャスター付きの家具は置けないそう笑)、きちんと掃除されて心を込めて使われている家って、こんなに輝くんだということ!

なんともいえず、気持ちのよい空気が流れていました。
お気に入りのものを大切に扱うように、家も大事に住まうと、その扱い方が正直に見えてくる。
こう書いてる今も、その部屋の感覚がよみがえってきました!
ものを丁寧に扱うって、ほんと気持いい!
モノから空間が滲みでてました。

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2006.11.07

私もいつかこんなふうに作れるだろうか

今日は知人の書家の方のご紹介。

私が一番はじめに目にした彼女の書は、

「心」

「こんな書があるんだ!」と心を掴まれてしまいました。
描いた時の気持ちと、その人の人柄(ユーモアのある)がダイレクトに伝わってきて、すごく惹かれてしまった。

そのあともブログにアップされる度に、ユーモアたっぷりの書を楽しんでいたのですが、ある日衝撃をうけたのは、

「ぽたり赤いやつが水の上に落ちた」

の書でした。
この艶っぽさといったら…。「心」や「雨」「月」を描いた方とは、思えません。
こう、人間としての広がりや、深さを感じさせるというか…。
彼女の書を見て、私もいつか、このような“広がり”や“深さ”を感じさせるようなモノづくりをしたい、と思ったのでした。


彼女は師範免許をもち、今年からフリーで活動開始。
筆文字のロゴデザインなどもされています。
ブログで彼女の書家としての活動と書を知る事ができます↓是非、訪問ください!
書家Naokoの徒然帖 〜筆文字・書のこと・日々のこと〜

2006.11.02

椅子の張替え@アルゼンチン

昨日に続き、家具のリフォームのお話。
今回のソファの張替えの場合は、ちょっと複雑な張り方をしていたけれど、扱っているメーカーが判明して現在も存続していたので問題なしでした。

ソファを最初に見たときは、外国製らしいのロゴマークが入っているだけで他は何も情報がなく、「メーカーがわかるだろうか…。」と考えていたんですが、その時に前に読んだ記事を思い出しました。
それはアルゼンチンの「椅子の張替え」記事。あちらでは、椅子の張替え屋さんが、当たり前のように街に並んでいるようです。
張替えの様子や、ビフォア・アフターもわかります。コチラをどうぞ。

アルゼンチンでは、これまだ使えます!「椅子の張替え」

「アルゼンチンでは、これまだ使えます!」では、他にも面白い記事が載ってます。
書いた方はアルゼンチンのリフォーム事情を、

「良いものを手入れして長く」ではなく、どちらかというと「ケチ」という表現のほうがあっている

と書いてますが、それも充分良し、だなと思います。
とくに面白かったのは、“中古建材専門店”編で書かれていた

中古品は“単なる使用済みの製品”という視点ではなく、“今の時代とは異なるスタイルの製品”という観点で市場に出回っている

という内容のもの。
今の市場にはな無いある意味“希少な商品”ということですね。
どう希少かは、見る人によっても異なってくるのでしょう。
自分なりの視点を持てたら面白いですね。

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2006.11.01

家具と永くつき合えたら

最近知人から受けた相談。
「新しいオフィス用に家族から古いソファをもらうのだけど、永年の使用で張り地が汚れているので、はりかえたいのだけど…。」
というもの。

先週末、その知人と実物を確認したのだが、話に聞いていた通り本来から品質のよいもの、そして飽きのこないシンプルなデザインで、張り替えたらまた新しい表情で永く使えるものと想像できた。

著名デザイナーによってデザインされた家具を購入するのもいいけれど、今回のように知りあいが永く使っていた家具を譲りうけリフォームして使うのも、とっても魅力的だと思う。やはりその家具が過ごした時間というものは、どんなに素敵なデザイナーズの家具(新品)でも、表現できない雰囲気があると思うから。それから現在に至るまでのストーリーも。これは、お金では買えません…。

今回の場合は、木部が日に少し焼けていましたが、傷や汚れはほとんどなかったので、張り地を変えたら若返るような感じになるでしょう。現在は少しバックスキンのような風合いの布ですが、知人の好みでざっくりした布地に張り替えるかもしれません。表情も全然かわるだろうなあー。
かなり楽しみです。


私自身も、両親が結婚祝いに上司から贈られたという椅子を譲ってもらい、引越のたびに持って歩いてます。↓
なんの変哲もない、ちょっとゆるめのデザインが好きです。木部の塗装が、木目をつぶしたようなニスで、それだけ気に入っておらず、剥がしてオイル系の塗料で塗りたいと思っています。いずれ。
Kagu

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2006.10.10

“美しいもの”は誰もが欲しい。

最近、よく感じること。
普段特に意識してなくても、本当は誰もが

“美しいものを見たい、手にしたい”

と思っているということ。

Niji_s

こんなことを思っていたら、昨日同じチャレンジオフィス内のミリネさんからちょっと嬉しい話をききました。最近新規の方からハングル講座の申込みがあって、そのきっかけは、parammmがデザインしたチラシだったそう。

京都府の施設の某所で、単純に
「キレイな紙面」
と感じて、手にとったチラシがミリネさんのチラシで、ちょうど少人数制のハングル講座をさがしていた彼女は、それをきっかけに申し込んだとのことでした。

私の仕事が、誰かの美しいものに対する思いを、少しでも満たすことができたらいいなあと思う。


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2006.10.09

豊かに暮らすってどういうこと?…ヨガ・生ピアノ・空間

Yoga01今週の土曜日にヨガ(ビジョンヨガ)初体験。
正直なところ、ヨガにとても強い興味を覚えていたわけではないのだけど、知り合いの方が開催するイベントだということ、素敵な空間で生ピアノ(即興!)にあわせて行われるときいて、妹を誘って参加。
ビジョンヨガはもちろんのことヨガも初体験で、ちゃんとできるのだろうかと事前は少し心配していたのだけど、講師の方の丁寧で心地よい声の誘導と、それに絶妙に合った生ピアノで、難なくすっと入っていくことができた。型がきちんとできていたかどうかは別として…(笑)。

指圧やストレッチなどの自分自身による身体への働きかけによって「自分の身体をしっかりと意識する」が今日体験したこと。自分自身の身体でありがながら、普段はこんなふうに意識することは無い。ピアノの音を聴き、素敵な空間に身をおいて、身体の隅々に自分の意識を流し込むことによって、身体に何かが通ったようで、新鮮で満たされた気持ちになりました。
ピアノが流れる中、講師の方が穏やかな声で「こころと身体は繋がっています」というような言葉を繰り返されていましたが、それを「なるほど」と実感するような体験でした。

Yoga02

会場はこんな素敵な邸宅でした。
Yoga04_s

Yoga03_s

Yoga05_s

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2006.08.02

豊かに暮らすってどういうこと?…ご近所・川床・浴衣

昨日は友人の誕生日、夜に松原あたりの川床でおばんざいのお食事。

友人の家でゆかたに着替えて(正確には一人で着れないので着させてもらって)、タクシーで川床の店へ。
川床にいくのは、京都に長く暮らしながら実は初めて。平日だから、お店も空いてるし鴨川の川岸にも人がおらず、のんびりとした雰囲気。風も気持ちよかった。お酒も美味しかった。

川床で食事というのは、それ自体も気持ちのよいものだのだけど、仕事の後に友達の家にあつまって、ゆかた着て、お酒とおしゃべりを楽しんで、みんな仕事場も家も市内でご近所、夜も慌てず帰れるという、このこと自体がいいなあと実感。
京都は決して大きくない街、だけどこの大きさ・距離感覚で暮らせるところがこの街の素敵なとこだと感じている。
それが京都人が京都を好きな理由の一つだろうとも思っている。

それにしても、本当に何年振りかに浴衣を着たのだけど、上手な人に着せてもらうと、かなり動けるし、気持ちもシャリっとして、すごくいい。浴衣くらいは、ちゃんと着れるようになりたいなあ。
着物も好きだから、着付けも習ってみたい…。

Kawadoko02
ひととおり食事を楽しんで、あたりを見回したら、もう客は私たちだけでした…(笑)。

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2006.07.22

住まいづくり*仕事場づくりに大事なコトとは?

Kichen
私の中では、“みんなで料理できるキッチン”は、ウェイト高し。


現在、parammmのHP用に「空間づくりチェックシート」なるものを作成中です。これはシート化してなかったものの、前の設計事務所で住宅設計依頼時に、同じような質問をお客さんにしていました。

「何畳のリビングが欲しいですか?」
「どんなシステムキッチンがいいいですか?」

という質問で無いところが、ポイントです。
よければ試しに

「新しい住まいを手に入れる」
あるいは
「新しい自分の仕事場を用意する」

という前提で質問に答えてみてください。
全部やっていると結構時間がかかるので、最初の3つの質問をやるだけでも。

------------------------
□家で何をしている時が楽しいですか?
/仕事場では、どんな時が楽しいですか?(例;デスクに向かっている時/接客している時/ミーティングしている時)

□日々の生活の中で(日々の仕事の中で)大事にしたいと思うことは?

□新しい家(あるいは仕事場)に是非やりたいことは?また、望むものは?

□現在お住まいの家(あるいは使用している仕事場)で、不満におもっていたことがあったら教えてください。

□平日の過ごし方は?(家族それぞれ)/平日のだいたいの仕事スケジュールをおしえてください。

□週末の過ごし方は?(家族それぞれ)/週末のだいたいの仕事スケジュールをおしえてください。

□家族や友人はどの程度訪ねてきますか?宿泊しますか/仕事上の来客はどのくらいの頻度ですか?

□椅子派?畳派?/仕事場については特に質問なし

□ベッド派?フトン派?/仕事場については特に質問なし

□よく作る料理は何ですか?/仕事場については、仕事場で料理をしますか?するならどのくらいのものをつくりますか?

□好きな料理、飲み物を教えてください。

□好きな素材、好きな素材があったら教えてください。

□趣味は何ですか?あるいはこれからやってみたい趣味は?

□好きな本、音楽、映画、アートなどあれば、教えて下さい。
------------------------
上の質問のほか、以下のことも尋ねます。

□家族構成を教えてください(同居する家族)。将来同居の可能性があれば、その方についても。

□どんなお仕事をされていますか?差し支えなければお伝えください。
□特に大きな家具等があれば、(これから購入するものも含めて)お伝えください。

□持ちもので特に専用の収納、置き場所が必要なものはありますか?
本が多い、アウトドア用品等々。

□特にリクエストがあれば、お伝え下さい。

こんな質問を投げかけて、建築家とお客さんのキャッチボールがはじまります。
そのキャッチボールの中で、お客さん自身に

「自分が一番大事に思っていて新しい家(仕事場)で体現すべきコト」

を、見極め(発見し)、選択してもらうことが、質問のねらいです。
また、その大事にすべきことは一番以下があるケースも多いので

「優先順位」

をつけていくということも。
建築家は、キャッチボールをしながらアイデア(ときにはお客さんが考えつかないような)を出したりしますが、最終的に“決断”するのは、そこで暮らすひと。
それをサポートするのが、建築家の役目です。

上の質問をやってみて、もしよければ「一番大事にしたいこと」を書き込んで頂けると嬉しいです。
楽しい家、寛ぐ家、自分が充分に働けるスペース、想像してくださいね。

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2006.07.12

豊かに暮らすってどういうこと?…滞在場所が世界中に?!

Chihirott_note06
送った旅ノートの画像。トルコ、イタリアでのチケットなどなど貼ってます。


先日の記事に書いた上海で開催するイベントの協力として、過去の旅ノートを画像で送った。送ったメールに、このブログと他に書いている旅ブログ“地球アパートメント”のアドレスも文末につけておいたら、そのイベント企画者の方はそのブログにも目を通してくれた上、丁寧な返事を送って下さった。

その返信メールの中で、
「ものを“共有”するという考え方が、これから大切になってくるのではと漠然と感じている」
という内容のメッセージがありました。
私の仕事は空間デザインで、通常のプロセスであれば、必ずモノの消費と廃棄が発生してしまう。
それでも、やる価値は充分あって、自分の仕事の存在を否定する気はまったくないのだけど、一方で違うカタチの空間の使い方ができたらいいなあ、と思ってなんとなく準備をしているのが“地球アパートメント”計画。
ある意味、部屋(=空間)の共有プロジェクトです。

興味のある方はコチラ、“地球アパートメント”コンセプト部分です。
地球アパートメント

自分の家の軒先を人に貸すという行為なので、お互いの確かな信頼関係が絶対必要で、どういうコミュニティをつくるかが難しいのだけど、不可能なことでは無いと思っています。(まずは、知り合い同士、小さいところから始めることになるとは思いますが…。)

こんなふうに、モノ(空間)を共有することによって、世界中に(大きく出ておきます!)自分の滞在場所が存在するとしたら、これはとっても豊かなことだなあ、豊かに生きていく方法の一つだな、と思っているのです…。

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2006.07.07

モノ以上のモノ?

Mono
最近友人から“あなたのノートみせて!”という内容のメールをもらう。
彼女の友人が、上海で開催するイベントのサンプルを集めているので、よかったら協力してあげてください、とのこと。

下の文章は、彼女の友人のメッセージ(転送されてきたもの)の中で気になったトコを抜粋したもの。
「今、偏ってモノが溢れる世界。
大量に溢れるほどに、モノがつくられ、消費される。
つくられる場所と消費される場所があまりにも離れているので、あまりにもモノが多すぎるので一つ一つのモノについて、考える時間がない。その間に、膨大なエネルギーと人の労力をつかってモノがつくられ、そして、同様に廃棄されていく。

…具体的には、無印良品の代表的な日用品、Tシャツ、ノート、お菓子をご紹介させていただきながら、モノがどうつくられて、モノがどうつかわれて、そしてモノがどこから来たのか。
そんなことを、少しだけ考えてみようという展示会です。

…サンプルの写真は、3年前に自分の持っている洋服すべてを書き出したものです。
本当に、モノとバランスよく付き合っていく、自分の虚栄、自分自身との問いかけなんでしょうね。以前も今もモノを考え、作ることに携わるが故に、もっとひとつひとつを大切にできるようにしなくてはと思うのです。…」


最近、私自身が引越して驚いたことがあります。
自分は、かなりモノ持ちが良いようで、学生時代のモノはもちろんのこと、小学生の時に両親に買ってもらったものなども、ちらほら持っているのです。実家をでて10数年経っているにもかかわらず。
そんな長く手元に残っているものは、デザインが気に入ったものが多いのだけど、
デザインの良し悪しではなくて、自分しか解らない思い入れのあるものも結構ある。
買った時は100円とかだったようなものも(笑)。
でも今となっては、世界中どこにいっても手に入れられないもの、になってます。
モノって、ずっと持ってたり使ったりすると、価値が変わってくるものなんだな、と改めて気づく。

彼女の友人と同じく、私もデザインすることについて改めて考えてしまいました。
自分にできることは、長く手にしてもらうために、その人とコト・モノ(空間)の関係をよく考えることかな…。

画像は、最近のお気に入り2点。
コンピューター(お気に入り、かつ必須なもの)と小学生の時に父親にもらった北海道の魔除け(ペンダントヘッド、木製)。
魔除けのほうは、もとはチェーンだったけど、最近の服にあうようにワックスコードを三つ編みしたものに取り替えました。こんな風にアレンジすれば、30歳を幾つも過ぎた私がまだ身につけることができるということも、結構驚き。

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上海で開催するイベントのサンプル協力に興味のある方はコチラのブログ記事へ
Trensa 日記「あなたのノートを見せて!」

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2006.07.05

豊かに暮らすってどういうこと?@蛍のいる疎水

先週の金曜日、蛍を見にでかけた。
先週末、再び京都市内に引越してきて(私が)、近所になった友人との初おでかけ。
まず、北大路の鶏屋さんで腹ごしらえ、それから自転車にのって。

京都のどこで蛍がみれるかというと…左京区、松ヶ崎浄水場あたりから分岐している疎水です。
私たちが疎水に到着してみたら、すでに夜の散歩がてらに蛍を見に来ているひとが、ちらほら。
橋で川面や岸辺の樹あたりをみていると、黄色い光がポツリ、ポツリ。

私にとっては
「!」
でした。
本物の蛍みるの初めてでした(だと思う)。

そこに居合わせた人たちは知らない人ばかりだけど、
「あ、あそこ!」
「あそこにも!」
と、ちょっとコミュニケーション。
そして弱って橋の上にとまっていた蛍を手に載せていた人に、間近でみせてもらい、ちゃんとお尻が光っているのを確認!感激。
うーん、想像以上に強い光、それから光の色は黄色っぽかったです。
(蛍はちゃんと疎水に返しました。)

実は友人に教えてもらうまで、市内で蛍が見れるなんで全く知らなかった!
それに、自宅から1キロくらいの場所で。びっくり。
タイミングがよければ、周囲がまっ黄っ黄になるくらい、飛んでる光景もみれるそうです。

夜の散歩にふらっと蛍を見にいくなんて、贅沢な気分でした。

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2006.06.11

豊かに暮らすってどういうこと?@しょうくんの海

豊かに暮らすっていうのは、一体どういうことなんだろう。
カタチのあるモノ、無いモノ、時間・空間にとらわれずに何でも揚げていこう、その3。


「しょうくんの海を見せほしいなあ。」
とリクエストして、連れっていってもらった浜。
少年の家から波打ち際までたぶん40mくらい。
沖縄のある離島の美しい海です。
こういう環境で日々暮らして、育つって…!!!

Sea01s
少年の家の裏の林をぬけると…

Sea04
すぐに海。

Sea03
美しいサンゴの浜です。

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2006.06.10

豊かに暮らすってどういうこと?…自分の庭のハーブ

豊かに暮らすっていうのは、一体どういうことなんだろう。
カタチのあるモノ、無いモノ、時間・空間にとらわれずに何でも揚げていこう、その2


前に住んでいた借家は、小さいながらも庭付きだった。
そこで、初めてガーデニングに挑戦。どうせ育てるなら食べられるものがいいと、ハーブをいろいろ植えてみた。
バジル、コリアンダー、チャーピル、レモンバーム、ラベンダー、カモミール、フェンネル、唐辛子、ペバーミント、レモングラス等々。
そしてハーブが育つと、至福の時がやってくる。
夕飯時に「ちょっとハーブが欲しいな。」って感じで、庭に出てコリアンダーなんかを摘むことができる!
こんな摘みたてハーブをすぐに食卓で食べることができるって、すごく贅沢な気分だった。
バジルの時期が終わるころに、バジルを株ごと採って、自家製ジェノベーゼ・ソースをたっぷり作った時も、とっても豊かな気持ちになったなあ。
小さなことだけど、かなりの豊かさを与えてくれる自家製ハーブ、でした。

Yoshida
写真はかつて京都の吉田に住んでいた友達のキッチンにて。このあたりは時々野菜売りの行商が来るとのこと。
賀茂ナス、トマト、キュウリとも、とっても美味しそう。
こんなふうに野菜(一応、京野菜?)を家の前で買えるのも、“豊か”かな。

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2006.06.09

豊かに暮らすってどういうこと?@京都御所

豊かに暮らすっていうのは、一体どういうことなんだろう。
カタチのあるモノ、無いモノ、時間・空間にとらわれずに何でも揚げていこう。

例えば昨日は、用事があって、河原町今出川あたりに出掛けた。
用事を済ませたあとは、地下鉄に乗ってオフィスに戻るために、御所を北東端から南西の門まで、つっきって烏丸丸太町の駅に向かう。
その場合の私のルール。
「歩行用の砂利道や小道はなるべく歩かない。」
「樹や草が茂っているエリアを選んで歩き、なるべく大きな樹の下を通っていく。」
そうすると、こんな風景を見ながら歩くことになる。

Gosyo060607_0
Gosyo060607_1
Gosyo060607_3
Gosyo_1s
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この体験が特別なことではなく、普段の出来事とできたら、それはとっても豊かな生活だと思う。

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2006.04.21

お掃除が大事なようです

昨年の夏なんですが、栃木県の益子にあるSTARNETに知人の展覧会を観に行きました。
ここには素敵なショップ、美味しいものが食べられるカフェ、Zoneというギャラリー等に使われるスペースがあります。関東の方ならご存じかもしれないですね。

この展覧会にいった目的は、風灯をみること。
風灯とは?詳しくは→コチラ
Foto_03
Foto_02
この日の夜はよく風が吹いて、風灯がよく灯りました。

ところで、このZoneというギャラリーの建物、古民家の骨組み(解体したもの)をベースにして、新築したものだそう。京都の建築家の方が設計とのこと、デザインも素敵ですが、使っているオーナーの方の美意識も強く感じました。
どの空間も美しい!すがすがしい!とにかく気持ちがいい!
Starnet01
後で展覧会をした知人から聞いた話ですが、毎朝ここの建物をスタッフ全員で隅々まで掃除をするそうです。今思い出してみても、チリひとつ落ちてない感じでした。ギャラリーは土足で上がる場所なのにもかかわらず。
トップライトから降りそそぐ光も重要ですが、それに照らされてる空間がキレイでなければ、こんなにすがすがしく感じないかもしれません。
その「掃除を皆で行う」というのもいいなと思います。建物やモノを丁寧にメンテナンスしつつ大切に使っていると、目に見えるものとして現れてくるような気がします。(身近なところでいうと、オイルで仕上げをされた木製の家具、天然木のフローリングとか、塗りの壁とか…。)
単純に「丁寧にお掃除する」ていうこと、空間自体のデザインよりも大事かも(笑)。
Starnet02
ギャラリーとして使われていたスペースの前庭も素敵でした。大谷石が敷き詰められていました。確かこの石も古材だと聞いた気がします。

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2006.04.15

キャンドルとエコ

Candle
マヨルカ島でお土産に買った香りろうそく。火をつけると実はあまり香らない。


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昨日チャレンジオフィスの先輩、京都キャンドルさんのブログをみて、面白い記事があったので、それについて彼女に聞いてみた。
記事は「エコチャレンジコンテスト大賞受賞」である。
ブログには受賞したアイデアの内容が説明されていなかったので、それを尋ねてみたのである。

どんなエコかというと、夕食時に電気を使用する照明器具は点けずに、キャンドルを灯してその明かりでご飯を食べるというもの。何ともシンプル、でもとても楽しいアイデア。これで彼女は大賞を受賞した。
そのあと聞いた事後談等々も興味深かった。

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受賞したあとは、そのアイデアを一ヶ月実際に実行してみて、報告することになっていた。
彼女は二人のお子さんと夕食時に実行したのだが、ロウソク灯してのご飯は、子供にとってはさすがに雰囲気ありすぎのようで、毎日実行するには至らなかったとのこと。「子供はこちらの思う通りにいかない。」と彼女。子供の感触をみながら時々キャンドル・ディナーをしていたようです。
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「どのくらいの数を灯したら、ご飯が食べれる明るさになるか?」という私の問いに対して。
1本灯したくらいでは、ご飯の美味しさを目で確認できるような明るさでないのは、想像できたので聞いてみた。
「普通の(太さの)キャンドルで5本(5カ所)程度」とのことでした。普通の太さとは、ケーキの上に立てるような細いものではないです。少なくとも直径2センチくらいあるようなものだと思う。
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「電気は使用しないが、キャンドルの燃焼によって二酸化炭素が発生するので、エコでは無いのではないか。」という意見もあったようである。これについては、実際計算をしてみれば、どっちが(CO2の排出という観点で)エコであるかすぐわかる話である。個人的にも知りたい、と思う。
今の段階では、それははっきりさせて無いのであるけど、彼女としては別の意図もあり、子供達が
“電気で点く照明器具の明かり”と
“キャンドルの灯”、
両方知り、自分にとってその時々よいものを選択できるようにしたい、とのこと。
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うん、なるほど。これを聞いて、“ 100万人のキャンドルナイト”を思い出す。
ご存知の方も多いと思うけど、「電気を消して、スローな夜を」がサブタイトル。
確かに電気を消し、ほの暗くなることによって、時間の流れも目に見える場所としても、まったく異なったものになる。当たり前のように受けている文明の恩恵(?)を立ち止まって考える機会になるのだろうか。
サイトのこの画像の日本をみると、小さい国土なのに、すごく明るいが見てとれる。ちょっと驚き。

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