2007.06.23

#007美山かやぶき美術館のギャラリー

007m_miyajima0011_2


美山ナビ http://www.miyamanavi.net

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2007.06.19

美山かやぶき美術館・郷土資料館

春、桜の咲く頃に訪れ撮影した、かやぶき美術館・郷土資料館のパンフレットができました。
グラフィックデザインは 友人のデザイン事務所のスタジオマーノが手掛け、写真撮影はparammmです。(一部別の写真家の方の画像も掲載。)

私は表紙の写真使いが気に入ってます。
別々の場所で撮影したものなのだけど、遊び心をもって組み合わせてあって、まさにかやぶきの屋根裏から、外の風景を観てるような気持ちになります。

かやぶき美術館・郷土資料館は、京都府南丹市美山町の島にあります。
近くに川が流れていて、川沿いの桜も素敵でしたが、夏の川も涼しげでよさそう。
次の撮影が楽しみです。

Kayabukipanf

Kayabukipanf02


美山ナビ http://www.miyamanavi.net


 

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2007.06.02

矛盾のない仕事

このブログでよくとりあげる“自分の仕事をつくる”という本で、

矛盾を感じさせない仕事

という言葉が登場する。
ここでは、東京で天然酵母をつかったパンづくりをする方へのインタビューが載っている。

「…(パンづくりは)ごく気軽にはじめたんですが、この仕事はそれまで経験した仕事に比べて矛盾がなかったんです。(中略)そのパンは、自分でつくっていても気持ちいいし、人にもすごく喜んでもらえる。素材だってカラダにいいものしか入っていない。とにかく全体的に矛盾が感じられなかったんです。…」

これを読んだ時、こういう仕事の仕方っていうのがあるんだなあ、と驚いたものだ。
経営的に成り立っていて、こんなふうに仕事している人って、いったいどのくらいいるのだろうか、ごく少ないのではないかと。

でも、先日茅葺きの現場をみて、そして茅葺き職人さんのつづるブログをよんで、こちらの茅葺き職人さんたちは、この“矛盾を感じさせない仕事”に近いものをしているのではないかと、感じました。
材料となる茅場の手入れをし、刈り入れ、そしてストックをし、その上で屋根に茅を葺く。葺かれた茅は、年月とともに風化して、やがては土に還っていく。
屋根を葺くところだけを見ていると、他の建設現場と別段異なったものにも思えないかもしれませんが、大きなサイクルでみると、かなり違ってくる。接着剤を使わない土壁がいつでも土に戻るのと、似ています。

「茅を葺くとは農業の一環に近いですね。」
という感想を茅葺き職人さんに伝えたら、

「茅葺き職人というよりも百姓が屋根を葺いている、そういった感じです。」
という言葉を貰いました。

矛盾のない仕事って、大きなサイクルがごく自然もののことを言うのだろうな。
環境に関わることに限らず、人との繋がりなども含めて。

フェアトレードをする会社に勤める私の友人は、会社のあり方や、モノのあり方・流れ・売り方等々、自分や社会にとって矛盾がないかということに対して感覚を鋭敏にしていて、よくその話をしてくれる。
私はそこまで広い視界は無いけど、デザインするという行為(写真を撮る〜空間をつくる)によって、人との出会いや繋がりをHappyにできたら、私にとっての矛盾のない状態だろうなと思う。



Miyamakitamura
それとは知らずに撮っていましたが、この先端がチョンマゲのようなものは、茅束のようです。
こうやって立てて、乾燥するそうです。今年2月下旬、美山町の北村という集落にて。

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2007.05.28

茅葺き屋根の上

Katabuki_0132
軒先下を切りそろえている風景。大きな剪定ばさみのような刃物を使用。


前の日記でも書いた通り、昨日は茅葺き現場を見学。
とても良く晴れたので屋根付近は暑いかと思いきや、風がちょうどよく吹いて、屋根足場の上はとても気持ちよかった。さくさくした茅葺き面に倒れ込みたくなるくらい(笑)。でも写真でふかふかに見える茅葺きは、実際は結構シャープな堅さに思えたので、そうしませんでしたが…。


この日は、茅を切りそろえて形をだし、いよいよ仕上げるという工程。この日の職人さんは4人。見学したときは、軒先を揃えるチームと、屋根面を切り整えるチームに別れて作業していました。

秩序だててでは無いですが、幾つかの作業を写真に納めました。
Kayabuki_0124
ピンクの糸は、軒先ラインのガイド。右半分は、これから切りそろえられていきます。

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切り揃えたあとは、へらのような道具で、叩いて面を揃えています。


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剪定ばさみのような刃物で、屋根上面も形をつくっていきます。


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剪定しながら、時々屋根のデザインをチェック。
今回の屋根面は、僅かにむくった感じのデザインにしているとのこと。

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適宜、切った茅を掃いて落とします。落とした後は軒先裏と同じように、巨大ヘラで、屋根面をたたいて茅を押し込み面を整えていました。

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各種道具。私には使い方が判らない道具もあります。(後で調べてみます。)
これらの道具は、だいたいは手づくりするのだそうです。売ってないものが多いとのこと。

この日は、茅葺きの親方から、茅葺きの可能性について話を聞き、かなり現代的な素材・工法なんじゃないかと思いました(本気)。
茅葺屋親方のブログでもう少し勉強してから、またコメントします。↓
茅葺き職人のブログ http://www.kayabuki-ya.net/notebook/index.html

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2007.05.26

人をつくる

今日は友人と茅葺きの現場を見学をしてきました。
現場まで行く道中、友人から聞いた言葉で覚えていたいことがあったのでメモ。


“いいモノをつくるものいいけど、自分は、いいモノがわかる人をつくりたい。”

“そうしたら、世の中はいいモノがきちんと残っていく、と思う。”


言われてみれば、“モノ”よりモノを使う“人”の方が、重要。
人を育てるって、並大抵じゃないけど。
これを聞いて私が思ったのは、いい仕事をするには、いい人に出会う必要がある、ということ。
まとめ過ぎかな(笑)?


+
茅葺きの現場を見学してきました。
山あいの小さな集落にある茅葺き家屋、茶祖・永谷宗円の生家。
(永谷宗円とは、茶や玉露の製法の基礎となる、青製煎茶法(宇治製法)を編み出し、煎茶を発明した人物だそうです。)

Kayabuki_0082





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2007.05.16

ひとり旅の春京都・美山さぷり_その1

Miyamakitamura0406
美山町の北村という集落にて。


先週末は友人の旅行会社チェルカトラベルが主催する「春京都・美山さぷり日帰り旅」に参加する。

春京都・美山さぷり日帰り旅 
〜京都・美山で気軽に【女性旅】してみませんか?〜 少人数制なのでゆったりです
(春の旅は終了しました)

春に彼女に写真係で同行した時はまだ春先だったので、今回新緑の風景は、また新鮮。
今日はお天気もよく、茅葺きの集落には爽やかないい風が吹いていて、肌に心地よかった。
そして今回の旅で面白いなと思ったのは、スタッフをのぞく参加者13名のうち、女性ひとりの参加者も数名あったということ。ひとりで旅に出掛けると、気のむくまま自由に行動できるし、また新しい出会いもあり、友人と出掛けるのとは違った旅になることも。今日は私もお客さんとしてひとり参加したので(スタッフは知人であるが)、一人参加の女性何人かと新しい出会いがあり、新鮮な1日となりました。

Miyamakitamura0429
この集落に来るのは、3度目ですが、このちいさな藍美術館は初めて訪れました。
Miyamakitamura0433
展示方法等、なかなかユニークでした。
Miyamakitajima0443

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背後の山には、杉に高く絡まってる藤が。

Miyamakimura0397
その日のお昼は、茅葺き民宿“木むら”にて。写真の旬の素材をつかったお料理、いろりで焼いたあまご(奥)、写真には写ってないですが、地鶏の鍋と、蕨のとろろがけ。
素材の風味を充分活かしたお料理でした。地鶏鍋以外どれもうす味で、みんな美味しかったけど、個人的には、さといもの素揚げが一番気に入りました。シンプルに白いごはんも美味しかったなあ。

その2に続く。

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2007.05.12

ちょっと撮影メモ

おとといは、錦市場ちかくの食べ物屋さんで、店の風景や料理を撮影した。

この日は、最近使い始めた新しいレンズを使う。単焦点(ズームなし)で、F1.4というとても明るいレンズ。
人を入れてその場の雰囲気を撮るという場合には、自分の位置どりさえ決めてしまえば、かえってズーム機能がないほうが、潔く構図を決めれていい瞬間を捉えられるように思う。
人と人とのいい瞬間を撮るって、本当に難しいなあと思うのだけど、あまり構えずに、とにかくシャッター切っていると、だんだん自分が乗ってくるというか、そこの場所での納めるべき瞬間がつかめてくるように、最近思ってる。

そして、お料理。
日本のお料理で、色が繊細だし、調理であまり油やみりんを使ってないものは艶も少ない。
素材の微妙な色と透明感、艶、影が強すぎない立体感を表現するのが大事かなと思う。

それから、お料理をその場で実際に食べるときは、お料理の香りとか、温かさとか、お店の賑わいとか、視覚的な情報以外にも、美味しさを感じさせてくれるものがある。でも、写真にそれら全部を納めることは難しいから、そのあたりも補ってくれるよう、視覚だけでパンチを与えるくらいに撮る必要があるなあと、改めて思う。


Nishiki0105
その日の歩いた錦市場。平日だというのに、とっても人が多かった。いつ行っても、ここの通りは、美味しそうで、盛りつけなんかもキレイなところが多くて、いつも目移りしてしまいます。


 
 

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2007.05.08

和、倭

先日、京の表現塾のホームページの画像のために、お題(笑)をもらった。
「和のイメージ画像を用意してください。(風景とか)」

前に撮影したものでもよいということなので、
手持ちのもので何かあるだろうと思っていたんだけど、あらためて  

「和って???」

と、思ってしまった。ネット辞書で調べてみたら、和とは、倭とも書くとのこと、知らなかった。
辞書によれば、「中国・朝鮮で用いられた日本の古称。また、日本の自称。」、日本そのもののこと。

私に求められてるものは、和といっても、京都のものだろう。
この前知人に、「京都の建築とは、数寄、(極端にいえば)インテリア」というようなことを聞いた。これは、主に奈良時代の建築に対してのコメントだけれど。表現塾のメンバーが、創り出しているものも、主にインテリアで使うものばかり、そうかと思って、その日はまず茶室や書院のあるお寺に出掛けることにした。

出掛けるまで、そしてお寺についてからも、自分の中の「和」とは何だろうと、ぐるぐる考える。
頭に浮かぶのは、京都に来たばかりのころに見倒した、お寺(堂、書院、茶室、庭)の数々と、そして月並みだけど、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」のイメージ。
生活に根付いた、きちんとした和って、案外知らないなあ、と気付く。
もっと京都探検しようと、と思う。

Daitokuji_tear0654
“和”といえば、真っ先に頭に浮かぶのは、障子を通した柔らかな光。
または、縁側などの軒下の空間。

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2007.05.06

京都、大徳寺近くの鯉ノボリ

Koinobori01
無くなった町家の間からのぞく鯉ノボリ。
ある意味、京都らしい風景。


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2007.05.04

頼まれもしないのにする仕事

Azumino
安曇野のちひろ美術館にて。クジラのような雲とちいさな女の子。


ごく最近知り合いのなった方の日記で、著名な建築家の言葉をみつける。

「頼まれもしないのに絵を描く仕事を一杯しておけば、見つけてくれる人がいる。
大事なのはやるからには手を掛けて徹底的にやる。
無駄になるかもしれないが、頭、手、足を懸命に動かして備えを怠らない。」


私が、この言葉に反応したのは、先日知人と会ったときに、

自分の会いたい人にもっと会いにいく必要がある

と、思ったのと同時に、その時に自分の仕事の何かを持参するべきだと、思ったから。その自分の仕事とは私の場合、過去仕事では量が少ないから、これから作る必要がある。

それから、この“頼まれもしないのにする仕事”という言葉は、このブログでよく登場する“自分の仕事をつくる”という本にも、取り上げられている。
その章の結びには、

…要は、仕事の起点がどこにあるか、にある。
私たちはなぜ、誰のために働くのか。そしてどう働くのか。
「頼まれもしないのにする仕事」には、そのヒントが含まれていると思う。


私が今日思ったのは、頼まれもしないのにする仕事とは、自分自身(あるいはその一部)であるのだろう、ということ。

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2007.04.28

美山町茅葺き家屋にての陶芸家・作品展DM

Smano_yululi


上は、美山町の素敵な茅葺き家屋にての、陶芸家・梅棹マヤオ氏の作品展のDM。
デザインはStudio Mano、写真はparammmによるものです。

Studio Mano(スタジオ・マーノ)  
http://www.studiomano.com/

陶芸家・梅棹マヤオ氏のスタジオ、studio fire and fibre   
 http://www.umesao.com/

作品展会場の厨房ゆるり。 
http://youluly.umesao.com/
茅葺き家屋の素敵な空間です。美山の旬のお料理も楽しめます。↓

Miyamayululi0403

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2007.04.27

ぽちてっくスプーン教室

Spoon01_1

京都の堺町画廊での ぽちてっくスプーン教室 に参加してきました。
自分の手でものをつくるって、本当に楽しい!
そして、本日ちょっと筋肉痛(笑)。

スプーンづくり体験、追って日記にアップします。

また、この堺町画廊で ぽちてっくてんその5 が開催中。
素敵な空間にLovelyなぽちてっくさんの家具が、展示されています。4/30(月)まで。


Spoom02


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2007.04.17

クライアントに育ててもらっている

Miyama_sakura_1

前に美山町で撮影したものを、仕事を頼んでくれた友人に先週末見せて必要なものを選定してもらう。
今回はある小美術館のパンフレットづくりの素材として使われるのだけど、そのパンフレットをデザインする彼の選んだものを見て、
「なるほどー、こういう絵を素材として使うんだ!」
と、改めて新鮮なものがあった。

前にも別の仕事で、彼に画像を使ってもらったことがあり、それと合わせて感じたことは、
施設のパンフレットに使うのだから、その空間の説明であると同時に、
ちょっとした視点(空間の見方)の面白さがわかるようなものが撮れたらいいな、と思った。
後でどう使ってもらうかもある程度イメージしながらも、新鮮な眺めといったものが見せれたらいいな。
そんなものがたくさん撮れるように、現場でもっともっとテンションをあげたい。

今回は曇天のもとでの撮影だったので、それに対してどうイメージをつくるかとか、どんな実際のテクニックが必要とか、それから後の画像加工なども、知れて勉強になりました。

仕事をくれる友人たちに育てられている、とつくづく感じるこの頃。
とてもありがたいことです。

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2007.04.10

友人の日記から

Sakura02
自分(私)を友達として選んでくれたことに喜びを感じるような人が、シアワセなことに私には何人かいる。
その人の日記に素敵な、でもいい意味で重い言葉があったので、ここに載せます。
彼女も素敵な友人から貰った言葉とのことだ。

「人って誰でも、光と影をもっており、そのどの部分と出会うかは本人の波動であり、
自分が選択しているということです。
だから、人を責めたり、周りの評価を気にしたりするのは意味がないと思っています。
他人の中に見えているのは、自分が持っている影に共鳴する部分であり、
どういうご縁が周りに訪れるかは、自己責任なのです。
大切なことは、自分が自分に正直であること! 
ご縁があって頼りにされたら、喜んで働くこと、そして、結果や見返りを求めないことです。」

これを読んで、いろいろ思うところあり。
私は情熱をもっている、前向きなで心がピュアな人にどうしようもなく惹かれるのだけど、
それは、自分がこうありたいというの光(陽)の部分をその人にみているのだろうな。
逆に、影(負)のエネルギーの強い人には、めっぽう弱いかもしれない。
自分(私)の影の部分が投影されていることを目の当たりにして、ダメージを受けてしまうのだろうな。

自分が他の人からに見たらどう映っているかとか、まったく気にならないというほど、肝は座ってないけど、
だからといって、良く見せることができるほど、自分を思うがままにコントロールする器用さが無いことも知っている。
結局、正直にやってくだけかなあ。
その勇気が萎えませんように。

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2007.04.09

美山町の春を採りに

Hanabia


土曜日は京都の美山町宮島というエリアに出掛ける。
友人がデザインするパンフレットの素材のための写真撮影。
この仕事の私の受け持ち部分のおもしろいところは、1年通して4回ほど撮影し、四季折々の風景を納めるということ。今回は、もちろん桜。

この日は朝は天気がよくなるかと思えたのだけど、途中で雨がパラパラきたりしたので少し焦る。
桜のある風景はなんとか納めましたけど、反省も多々あり。
予報をみて天気が良くなると踏んでいたので、雨の対策をしていかなかったこととか、
天気とは関係ないけど、茅葺き屋根の家屋のギャラリー(屋根裏)の照明環境が撮影するのに難しかったこと。
また、できれば適度に人が入ってる風景(活きてる感じ)を撮ってくれればと、要望があったけど、そのシャッターのタイミングが難しかった。これについては、“やらせ”のような風景をとっては意味が無いけど、
ある程度自分の中でのイメージも必要だと感じる。

特に屋根裏のギャラリーの方は、絵の展示風景わかるようにしながらも、茅葺き屋根の構造や茅の素材感、破風から差し込む光の感じを、目に見えるそのまま撮りたかったので、その場で既存の照明の付け方を何パターンか試す。そして絵の額縁のガラスが反射するので、そうならないように確認しながら撮る。
それで小さな空間なのに、かなり時間を要する。出来るならば、事前に照明の状態をヒアリング要…。

今回の場合は、パンフレットの素材なので押さえておくべき風景がある程度決まっていたのだけど、それを自分が面白いと思う視点で、
ワクワクしながら撮りつづけるということ
は気持の上で訓練がいるなと思った。
ある程度のノルマはきちんと押さえながらも、遊ぶということ。
それ以上表現するものを撮るということ。
あたりまえだけど、これ!と思えるまで根気も必要…。

当初の予定の場所で撮影を終えたら、美山町の桜の名所もちょうどよく咲いてるからと、そちらにも寄る。
こちらで、何枚か撮っているうちに、かなりリラックスしてきて、とても面白い風景を見つける。
花びらではなく、5枚花弁がしっかりついた桜の花が落ちてくるので、「?」と思って見上げたら、
小さな鳥が桜に停まって、花をついばんで蜜を吸っては、くちばしから離して落としているのだった。
結構な早さで吸っては落とし、吸っては落としで、花が降ってきてるみたいでした。

次の美山での撮影はおそらく5月、新緑の頃です。


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2007.04.04

さくら、さくら、さくら

Sensyo




京都は今、一番美しい時期。個人的には、紅葉の季節より桜の頃の方が美しいと思う。
やっぱり春を待ちわびていたという心境があるからだろうか。

先週末は、知り合いの方の着物の展示を観に行く。
ここでも桜づくし。着物の柄、帯、半襟に桜が咲いてました。↑の画像はそのひとつ。

そして御所の桜。もう散りかけているのもあります。
Gosyo_sakura




月曜日は仕事帰り、友人と二条城の夜桜を。
二条城はほんとうに久しぶり。北野天満宮の梅のように、いろんな種類の桜があって面白かった。いろんな桜の匂いを嗅いでみるが、薫るものとそうでないものがある。薫るものは、桜餅のにおい(笑)。
Nijyo01
桜のトンネルの下を歩き、そこを抜けると円山公園の桜より大きいんじゃないかというくらいの、しだれ桜に遭遇。
Nijyo02




自分は何にもしていないのに美しいものが観れて、ほんとに贅沢な季節だと思う。
春に感謝。


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2007.03.03

伝統工芸と現代性

今日、
「さるところに京都伝統工芸の写真を送るから、現代に活きる作品を1点づつくらいピックアップしてください。」
との連絡があって、自分が撮影した伝統工芸の数々の写真を見直してみる。
いざ選ぼうとすると、なんだか難しかった。

今迄に撮影したのは、京うちわ、組み紐、表具、金襴、指物、絞り染め、砥石。
撮ったものをみてみると、まぎれもなく昔からの技術で作られたものなのだけど、どれも今私たちが暮らしている現代に充分活かせるものと思えた。(これは、本当にそう思った)
すでに現代性をもった商品に仕立てている老舗さんもあるし、これから、というところもあるけど、「過去の遺物」と見えるものは、一つも無いと思う。
だから、写真の選択が難しかったのでした。

結局は伝統的なテクニックが際立っていて、かつモダンに見えそうなものを選んだつもり。
その高度で洗練されたテクニックを必要としてくれる場がもっと増えるといいと思いう。それを本当に必要としてくれる多くの人々に出会うのは、たぶんこれから。

Machiyacafe02
Machiyacafe01
先日仕事の後にいった上京区にある町家カフェ、和み系。本がいっぱいあって、ゆっくり読書も楽しめそうでした。


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2007.03.01

parammm.com

一昨、パラムのドメインを取得しました。
覚えやすい、parammm.comが取れて、ちょっと嬉しい。

サーバーもまだレンタルしてないし、現在ホームページ作成中、とりあえずは
http://parammm.com
を入れると、このブログに来るようになってます。

Saezuri
先日、自宅近くの上御霊神社でのさえずり市をのぞいてきた時撮ったもの。さえずり市は、ちょっとしたアンティーク市、フリーマーケットです。

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2007.02.24

同じ茅葺き屋根といっても

Miyama01
訪問先の寛ぎスペース。ここは茅葺きではなく、古い木造の校舎を移築し現代的にアレンジして使用している。天井が低いのがここちよい。
 
+
旅行会社を営む友人の写真係として同行した美山町訪問では、観光協会の方のおすすめで、6軒ほど、それぞれとっても個性があるお食事どころ・お泊まりどころを見学することができた。

うち、茅葺き屋根の家屋で営まれているところ3軒。でも同じ茅葺きといってもオーナーの趣味嗜好で驚くほどカラーの違う空間になっている!かなり面白いものだった。
それぞれは、個性的なオーナーの趣味で集められた骨董に囲まれた密度濃い空間、古い民家であるには違いないが爽やかで明るいもてなし空間、それからオーナーの洗練された感覚で吟味されしつらえられた空間、といった感じ。空間を見せてもらいつつ、オーナーのお話しをきいていると、どんな風に訪れたお客さんを迎えたいか、はっきりと見えてくるのがまた面白い。
今ふりかえってみると、通常はお客さんが宿(あるいはお食事どころ)を選ぶのだけど、宿も自然とお客さんを選ぶといった感じだった(笑)。

また、旅行業のプロである友人の視点がおもしろかった。今回訪れたところは本当にユニークなところばかりで、あれもこれも撮らなきゃみたいな感じで、私はテンションあがりっぱなし、そして目が回りそうな感じだったのだけど、友人は、ここの宿はどんな人にうける、こんなシチュエーションで楽しめるなど、即座に答を出していた。たいがいは次の目的地への移動の車中でそんな話をしていて、その答の理由をきくと消費者からみてもいちいち納得するのだった。
この日彼女から聞いた話で印象に残っているのは、お泊まりどころでも、食べるところでも
「とにかく数を見る、食べるのが大事」
と、明言していた。
多くの物件をみているからこそ、てきぱきと自信をもって、ここはいい・よくないと判断できるのだろう。
空間とは個人的な鑑賞の対象で、いつもはゆっくりじっくり体験している私には、新鮮な視点だったのでした。

+
旅行業を営む友人のこの日のブログ
ちぇるかの日記「京都の田舎モダン*大人女性旅仕様」
茅葺き屋根のInnとCafe、茅葺き屋根ではないけど、こだわりたっぷりのオーベルジュが紹介されています。

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2007.02.22

ひと仕事、終了(ほっ)。

昨日は旅行会社をしている友人に同行して茅葺き屋根の美しい集落が残る美山町に訪れ、再び写真係。
6軒ほど、宿や食事どころをまわって、写真をいっぱい撮りました。朝イチから活動していたけど、6軒分と茅葺きの集落を写真に収めることは、ほとんどスポーツしている感覚(笑)。考えて構図を決めて撮るというより、反射神経でシャッター切って、片耳ではオーナーの話をなるべく聞き漏らさないようにする、みたいな感じ。
でも、1日で美山町を愛するいろんな方々に会えて、ほっんとに充実してました。つくづくラッキーな一日だったと思う。

今日はその写真の整理、そして別の友人のフォトブックの写真画像の仕上げをしていました。
一つ一つの写真を撮ることもそうそう簡単とも言えないのですが、それを一つのフォトブックとしてまとめることもそれなりに手間を要して、単に“右から左”というような作業ではないと実感しました。
でも、このフォトブックの方の友人の活動は、私がチャレンジオフィスに入居した当時から注目していたので、彼女のお手伝いを、私のささいな能力を使って出来たことは正直に嬉しい!ちょっと感慨深いです…。
さきほど、やっとその作業がひととおり終わって、このブログかいてます。

今日はもう、遅くなってしまったので、明日美山町での体験を書こうと思います。

Yululi
美山町では、前々から聞いていた友人の陶芸の師匠のお宅も訪問。茅葺き屋根の民家ですごく洗練された住まい方をしてらした。素敵な空間にかなり感激、そしてしっかり寛ぎました(笑)。
民家の空間に、イサム・ノグチの照明、スウェーデン製の薪ストーブ、火鉢、コーヒーとケーキ、全部しっくりきていて面白かったです。

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2007.02.17

寒かった実測

今日は午後からウチの事務所のアシスタントさんと一緒に東山の古家の実測に。
以前一度ざっくり測ったけど、図面を起こし始めたらやはり測り足りないところが出てきたので、本日は細かいところをメジャーで地道に測る作業となりました。

古い家を実測したり写真をとったりして、観察していると面白い発見が結構あります。
今日の発見は、下地が竹小舞でもなく、ラスボードでもない、土塗り壁。教科書でしか目にしたことのなかったものです。ラス板のもっと小幅で薄い板がごく狭い間隔で打たれた上に、スサ入りの土が塗られていて、さらにその上に吹付けがしてありました。なるほど、これが本で見たものかあ、と観察しました。
この仕様は、ネズミくんが悪さをした跡や、ヒビわれた壁から判明しました。

あと、新築時ではありえないような造りを見つけると、たぶん住み始めて不便でこうしたんだな、などと推測するのも面白い。
この家では、窓の採光を塞ぐように立てられた収納の側壁を見て、「そういえば階段のある場所が悪いといって、ある時位置を変えたといっていたから、収納がこんな位置になってしまったんだな。」と読み取りました。こんなふうに家の使われ方の変移なんかが見えてきます。

一方がメジャーで測って読み上げ、もう一人はそれをメモり、スケッチだけでは、あとで頭の中で組み立てにくそうなところは写真をとってメモ。2時間程そんな作業をしてました。
すっかり体が冷えきったので、帰りに二人であったかいカフェでお茶をのみ、本日は解散。
これから彼女は記憶が薄れないうちに、図面の作業にとりかかります。

Tategu
細かい細工がしてあるチャーミングな建具。これは、この家をリフォームしても使いたいな。

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2007.02.13

日本の美しさって

先週の土曜日に、前に写真撮影させて頂いた伝統工芸を営む方々の会合に出席する。
その時に自分の撮った写真も何枚かプリントアウトして持参した。
それを見てもらっている折、綺麗と感じるところを一生懸命撮りました、ということを私が伝えたら、

「それが何なのか、私たちに教えてほしい」

と、美しい団扇をつくる老舗の方に言葉を頂いた。
家に帰ってから、私か今回の撮影で感じたものって何だろう、とあらためて思い返してみた。目にしたことがある限りのヨーロッパやアジア、メキシコなどの古い文化と比較して感じたのは、

月並みかもしれないけど、
繊細さ、素材の扱い、微妙な色彩、
でも際立つのは

“極められた抽象性”と“豊かな季節感”  

かなと感じた。

これらの美しさとは、京都の文化の美しさであり、おそらく日本の美しさでもあるのだろうな。
そして、現代の生活でも活かすことが出来るものだろうと思う。


Gosyo_ume京都御所は梅が咲いてます。



















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2007.02.05

妊婦さんの遠足

Slowwalk01
昨年6月、糺の森での「Slow Walk 大人の遠足」


先日、赤ちゃんとそのお母さん、お父さんを写真を撮りにいったときに、私を写真係として誘ってくれた友人と妊婦さんの外出の話になる。
そしてその友人は

「妊婦さんのおでかけ」
なるものを企画したいのだ、と口にする。

それで思い出したのが、私が去年の6月に参加した「SLOW WALK 大人の遠足」。
森を案内してもらいながら歩くというものだった。具体的には、糺の森(ただすの森、要するには下鴨神社です)で樹、植物、いろんな話を聞きながら。
各自水筒や虫除けなんかをもって出町柳に集合、そこからゆっくりと下鴨神社に向い、そこで森の案内人(?)に、樹にまつわるお話しをきいたり、それに絡めたゲームをしたり。3時間ほど糺の森で過ごしたあとは、鴨川の川縁にいって、コーヒーにお菓子をつまみながら、歓談。友人ひとり以外知らない人ばかりだったのだけど、そんなふうにして歩いて時間を過ごすとうちとけやすく、自然にお互いの話をしはじめるから不思議なもの。

 前置きは長くなったけど、実はその参加者の中で臨月に近いと思われる若い女性がいて(一人で参加していた)、彼女が

「こんなふうに歩いたのは久しぶり」
というようなことを言っていたのを、思い出したのだ。

とてもゆっくりだったけど座ることもなく歩いていたので、途中ちょっと疲れた様子で皆とは別に休憩をとっていたことなども、「妊婦さんのおでかけ」を企画したいとする友人に話すと、
「当然ですが、そこをちゃんとケアします」
と、説明してくれた。彼女自身看護婦であるけど、どうやらそれとは別に一報を入れると何らかしら手を施してくれるお医者さんとも既に連携をとっている模様。妊娠したら出産するまで大事をとって、家にこもりがちになるケースもあるようだけど、こんなふうに専門家が見守ってくれてのお出かけだったら、安心して気分転換に出掛けられるかもしれない。

今日またその話になって、その友人から
「その機会でも写真撮ったら」
といわれて、それってすごくオイシイ話だなあ、と嬉しくなってしまった。
もし、企画するとすれば、梅雨前の5月だそうです。
緑の美しい時期ですね。


Slowwalk02
森の案内人の旦那さん。赤ちゃん連れです。


Slowwalk03
森を散策の最後は、鴨川べりで歓談。


Slowwalk04
もう一人の森の案内人は、東京で珈琲屋を営む方。ここでも、珈琲を点てて頂きました。

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2007.02.02

今日は面談

チャレンジオフィスでは、2ヶ月あるは3ヶ月に1回、企業コンサルタント、キャリアカウンセラーの方に面接、そしてアドバイスを貰うことができる。ありがたいことに無料。
今回は年度末に近いということがあって、今年1年の事業の進行具合の報告をする。その中には昨年のおおまかな決算も含まれていて、最近は帳簿入力を時間を割いていた。

企業コンサルタントの方は 今回が2回目の面談なのだけど、前回も今回も私がどうしようか迷っている事柄について、展望のある方向に具体的な例をもってのアドバイスがあった。

今回の大きな相談の一つは、これからparammmのホームページをつくるのに取りかかるのだけど、その構成について。起業したばかりで、事例物件というべきものがほとんど無い場合には、どのように作ったよいか?という相談をしたことに対してのアドバイスをいただく。
ここでは詳しく書けないけど、それはホームページの構成というより、デザイン業務受注までの仕立て方のアドバイスでもあった。

その方法は私が上手く仕立てて実行できるかどうかは、まだまだこれからなのだけど、私が今迄のアトリエ系建築設計事務所のあり方について疑問をもっていた部分についても、絡んでいる。

1時間弱程度の面談、終わってちょっと晴れやかな気分でした。
さあ、伸ばし伸ばしに(伸ばし過ぎ 笑)していた HPにとりかかるぞー。


Kugisabi
市内でみかけた板塀。釘錆の跡が生き物みたいで面白い。

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2007.02.01

スパンが異なる仕事

最近、写真を撮らせてもらう機会(自分でやりたいと手を挙げている)があるのだけど、写真撮影というものは、本業の設計の仕事とは、1つの仕事に関わっている時間がまったく異なってそれがとても面白い。刺激的。

設計の仕事は時間が長くて、モチベーションの持続力というのがとにかく必要なのだけど、写真の方はどちらかというと、短い時間でどれだけ集中力を高めるかが求められるように思う。とにかくその場の一瞬で解決しなくちゃいけない、みたいなところがある。もちろんフィルムだったら紙焼きみたいな作業があるし、デジタルだったらコンピューターで加工したりの時間がもちろんあって、そちらはそちらで根気が必要とされるけど、シャッターを切る“瞬間”というのが一番の山場のように思う。

その異なるスパンのものを同時進行してやってるって、なんか自分の気持のバランスがいいように思えてきている。いままで体験したことない、不思議な感じです。


Kenninnji_doshi
東山の建仁寺、唐子遊戯図のある間。壁に襖がはめ込まれているのが面白い。
旅行業を営む友人のBlogで祇園散策(建仁寺も)の紹介してます。

ちぇるか日記“京都大人の女性旅

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2007.01.21

あじき路地、ふたたび

Rim01
先週の木曜日、京都東山のあじき路地に友人と訪れる。
昨年に一度、京都市内に長屋の古家をもつ女性と、長屋がうまく活かされている事例見学という名目で訪れた。そして今回はそのあじき路地で店舗を構え、手づくりの革製品を制作・販売する女性を訪ねた。

その店舗はRimさんといって、手縫いで革製品を制作しているShop。革製品で手縫いなんて、初めて目にしたのだけど、手縫いのなんとも言えない風合いに素直に感動。手縫いといっても、もちろんきれいに整っているのだけど、なんというか、フリーハンドで引いた線と定規で引いた線が確実に異なるように、手縫いは手縫いの素敵な味があるのだ。
Rimさんところの商品は、一つの型(デザイン)で布と糸を選ぶことができる。そしてそれだけ縫い目に味があると、縫い糸を変えただけで同じデザインでもかなり表情が違ってくるのが面白い。形はシンプルなものが多く、それでいっそう手縫いの線がいい味付けになっていると感じる。

友人と二人でRimさんの仕事についていろいろと質問。
なぜ手縫いを選んだのか、どこで習ったのかとか、長屋の改装のいきさつとか。短い時間だったけど、いろいろと尋ねてみてRimさんから感じたのは、好きなことに向かって、ちゃくちゃくと進めていくという強さ。
とってもユニークだと思った受け答えはこれ。
私の友人の「どこで革製品をつくる技術を学んだんですか?」という問いに対して

「いわゆる“学校”のようなものは、無かったの。だから、独学で出来る分野なのかもしれないと思って、“教室”には通ったことがあったけど、あとは調べたりして自分で勉強したんです。」

というもの。
自分のやりたいことに対して、自分で道筋をつけていく。
これは週末講義の講師の方の著書“自分の仕事をつくる”の領域だな、と思った。

今のお店を構えるまでにいろいろな仕事をやっていて、例えばインテリアショップの接客のスタッフなども経験していて、それも多いに現在の仕事の多いに役に立っているといっていたこと。

「良いデザインが出来たり、革製品をつくる技術が優れている人は多くいるけど、それだけでは果たして、自分で店を構えてやっていけるかどうか…。」

というような、話にもなった。
人に仕事を頼まれるって本当に簡単なことではない、と独立する前からずっと思っていたのだけど、ここで上がった話も、まさにそれ。
ものづくりは人と人の間で成り立つものなのだな、改めて思う。
いや、ものづくりに限らず「しごと」ってものがそういうものなのだろうな。

Rim02

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2007.01.07

京都は今年はじめての雪

Yukikyoto
朝なのに外がなんだか暗くなったなと思って窓を開けたら雪が降ってました。
遠くは真っ白、京都を囲む山は全く見えません。
雪の粒の大きさからすると、「積もるかな、積もらないかな」といういう感じ。
あまり寒くないので、積もらないかな。

今年は寒さ対策に、オイルヒーターを買いました。(駅前近鉄の閉店バーゲンで。笑)
すごく寒がりなので、部屋の広さに対して、1.5倍くらい容量のものを購入。デロンギとかは高いので、他メーカーの格安のものを。
1台は窓脇に、1台はデスクの近くに。エアコンとかの暖房では足が痛くなるくらいに冷えることがあったのですが(ホットカーペットとかでも暖かさが足りない)、輻射熱式のコレは、今のところそれがありません。
これで京都の1、2月の寒さが乗り切れますように。

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2006.12.26

好きで住まうことが大切

一昨日は知人のはからいで、東山区のとある路地にある長屋の家々を見学する。やっと2mくらいある路地に面して可愛らしい長屋が立ち並んでいて、そのうち6軒ほどは一人のオーナーの方が、ものづくりをする若い人たちに賃貸している。主に住居兼仕事場としてつかうことを前提として。
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私がここに訪れるきっかけになったのは、京都市内にやはり同じような長屋をもつ女性から、相談を受けたため。長屋というからには、隣の家と柱・境界壁を一緒にしているにしているのだが、彼女のもつ家はその共有している柱壁が傾いている。共有なので、柱壁を垂直する工事もおそらくままならず、あまり予算をかけずに直すにはどうしたもんだかと考えていたら、知人がこんなところありますよと、似たような構成の路地+長屋群を教えてくれたというわけです。

Roji02
昨日は、6軒のうちの3軒ほどにお邪魔して、そこで商っているお仕事について聞いたり、家をどんなふうにつかっているか、直したか尋ねたりしました。
私が単純に驚いたのは、私が相談を受けた長屋と同じように壁や柱は傾き、住人の方も「最初は酔った」というくらい床が傾いているのに(だから、キャスター付きの家具は置けないそう笑)、きちんと掃除されて心を込めて使われている家って、こんなに輝くんだということ!

なんともいえず、気持ちのよい空気が流れていました。
お気に入りのものを大切に扱うように、家も大事に住まうと、その扱い方が正直に見えてくる。
こう書いてる今も、その部屋の感覚がよみがえってきました!
ものを丁寧に扱うって、ほんと気持いい!
モノから空間が滲みでてました。

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2006.12.25

週末講義その4…“話すことは、その人の力になる”

「話すことは、その人に力になる」

講義2日目は出席者は講師を含めて10名、昼休みを挟んで5時間、ほとんどが皆でのディスカッション。
講義の始めのあたりで講師の方が皆に言ったのがこの言葉だった。

「書くことは、その人の力になる」
っていうのは、このブログと別のブログ“地球アパートメント”を綴り始めてから個人的に実感している。
自分の考えてることを、なんとか文章に置き換えることによって、ぼんやりしていたものに、輪郭が出来てくる。
文章に置き換えることによって、思考の矛盾がみえてきたり、結局のところ自分は何かいいたいのかも、書いてはじめてわかったりすることだってある(笑)。

そういえば今回、ディスカッションするテーマを決めるために、参加者のコメントをひとりづつ黒板に書いたことがあった。
「書いてみると、その言葉と自分の距離がとれる(客観的に見れる)。」
とのことだった。
文字に落とすというのは、ブログでもメールでもなんでも、そういう効果があるのだろう。

では、話す(言葉を発する)こととは、いったいどんなもので、どんなふうにその人の力になるのだろうか。
考えてることを、唇から発することによって、思考をリアルなものとして起こし、その重みを自分で背負うってことだろうか?

「話すことは、その人に力になる」
という言葉を聞いた時に、とても気持が高揚したのだけど、どうしてそう思えたのか、ここまで書いてみたけど、まだ説明できません(笑)。

Moss
わけわかんなくても、とりあえず惹かれたものは撮ってみる、というのも自分の力になっているような気がします。
たいてい理由は後で見つかります。いや、あとで理由をつけてるといった方が正しい?

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2006.12.12

重森三玲庭園美術館、見てきました

金曜日に松下電工の汐留ミュージアムで「重森三玲の庭」 展を観たが、本日は京都の重森三玲庭園美術館に友人と訪れる。
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もとは京大近くの吉田神社の社家鈴鹿家所有の邸宅であったものを、重森三玲氏が譲り受けたもので、庭園、茶室等は氏の設計。(元来からあった樹木なども一部残っている)

庭に足を踏み入れた瞬間に、とにかく庭の密度の濃さに衝撃を受けてしまう。
庭と書院の密度が6対4あるいは7対3くらいで、石とか砂利とか樹木とか庭の方がモノ密集率が高いくらいの印象、建物負けそう(笑)。それなりに背のある石がめいっぱい配置されているからか、敷地いっぱいいっぱいに“強い”モノが詰め込まれている感じ。

管理の方の解説で、石組みは通常の自然の石が形成されている状態とは異なって、堆積層の模様が垂直になるように、石が設置されていることを知る。(これが庭づくりの定石か?)
それで、ますます石の印象が強く感じるでしょう、今迄体験したことないような、強烈な密度の庭空間でした。

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書院に取付けられていた灯りが、空間に対してあまりにもぴったりなので気になっていたら、この間のために三玲氏の友人であったイサム・ノグチがデザインした照明とのことでした。納得、納得。

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2006.11.03

Wedding@京都ハリストス正教会

Underconstraction

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2006.08.15

西陣町家スタジオ見学してきました

西陣町家スタジオは、私が入居しているチャレンジオフィスと同じくインキュベーション施設です。(運営機関は異なります)前から興味を持っていたのですが、先々週、ある縁で見学させていただけたので、ちょっとレポート。

とてもインキュベーション施設とは思えない、趣きのある玄関まわり。正面の戸は、おくどさんへの入り口で、本当に玄関はこの戸のすぐ右側です。
Machiyastudio01
靴をぬいであがりました。
1階はギャラリーや集会所(続きの広間)で、2階に企業がはいってます。たしか6社ほど。この日出勤していた2社の方に仕事中お邪魔して部屋をみせていただきました。お会いしたのは、2社とも私と同じ歳くらいの起業家の方。グラフィックの事務所と、HP制作やネットのシステムづくりをされている会社の方でした。
下の写真は共有の打合せ室。間仕切りが襖なので、音は筒抜けのようですが…、なんとも風流です。
この日は暑かったけど、“冬のことを考えると2階がオフィスで正解”などと、いらぬ安堵をしていた私でした。
京都の冬は底冷えがきつい上に、町家でしたら寒さは尋常じゃありません、たぶん。
Dscn0006

下はもと“おくどさん”を改装したギャラリー。ちゃんとデザイナーの手がはいっていますね。
天井が高くて、展示空間にはもってこいです。
Machiyastudio02

このもと住宅の施設は、広い庭もついていて、手入れは付近の大学の造園学科の学生がやったりするそうです。
それもなかなかユニークな町家への関わり方だなと、感心しました。

あまりに風流な施設なので、「私も入りたいなあ…。」と内心考えていたら、案内してくれた事務局長の女性が、「家賃がすごく安いから、期限がきてこの施設を出てから、独り立ちできないケースもある」と教えてくれました。(暗に釘をさされた?笑)固定費もちゃんと見越して事業計画を立てねばならないということですね。
って人のことを行ってる場合ではないです、私が今入っているとこは、もっと安いんだった…。


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2006.08.02

豊かに暮らすってどういうこと?…ご近所・川床・浴衣

昨日は友人の誕生日、夜に松原あたりの川床でおばんざいのお食事。

友人の家でゆかたに着替えて(正確には一人で着れないので着させてもらって)、タクシーで川床の店へ。
川床にいくのは、京都に長く暮らしながら実は初めて。平日だから、お店も空いてるし鴨川の川岸にも人がおらず、のんびりとした雰囲気。風も気持ちよかった。お酒も美味しかった。

川床で食事というのは、それ自体も気持ちのよいものだのだけど、仕事の後に友達の家にあつまって、ゆかた着て、お酒とおしゃべりを楽しんで、みんな仕事場も家も市内でご近所、夜も慌てず帰れるという、このこと自体がいいなあと実感。
京都は決して大きくない街、だけどこの大きさ・距離感覚で暮らせるところがこの街の素敵なとこだと感じている。
それが京都人が京都を好きな理由の一つだろうとも思っている。

それにしても、本当に何年振りかに浴衣を着たのだけど、上手な人に着せてもらうと、かなり動けるし、気持ちもシャリっとして、すごくいい。浴衣くらいは、ちゃんと着れるようになりたいなあ。
着物も好きだから、着付けも習ってみたい…。

Kawadoko02
ひととおり食事を楽しんで、あたりを見回したら、もう客は私たちだけでした…(笑)。

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2006.06.10

豊かに暮らすってどういうこと?…自分の庭のハーブ

豊かに暮らすっていうのは、一体どういうことなんだろう。
カタチのあるモノ、無いモノ、時間・空間にとらわれずに何でも揚げていこう、その2


前に住んでいた借家は、小さいながらも庭付きだった。
そこで、初めてガーデニングに挑戦。どうせ育てるなら食べられるものがいいと、ハーブをいろいろ植えてみた。
バジル、コリアンダー、チャーピル、レモンバーム、ラベンダー、カモミール、フェンネル、唐辛子、ペバーミント、レモングラス等々。
そしてハーブが育つと、至福の時がやってくる。
夕飯時に「ちょっとハーブが欲しいな。」って感じで、庭に出てコリアンダーなんかを摘むことができる!
こんな摘みたてハーブをすぐに食卓で食べることができるって、すごく贅沢な気分だった。
バジルの時期が終わるころに、バジルを株ごと採って、自家製ジェノベーゼ・ソースをたっぷり作った時も、とっても豊かな気持ちになったなあ。
小さなことだけど、かなりの豊かさを与えてくれる自家製ハーブ、でした。

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写真はかつて京都の吉田に住んでいた友達のキッチンにて。このあたりは時々野菜売りの行商が来るとのこと。
賀茂ナス、トマト、キュウリとも、とっても美味しそう。
こんなふうに野菜(一応、京野菜?)を家の前で買えるのも、“豊か”かな。

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2006.06.09

豊かに暮らすってどういうこと?@京都御所

豊かに暮らすっていうのは、一体どういうことなんだろう。
カタチのあるモノ、無いモノ、時間・空間にとらわれずに何でも揚げていこう。

例えば昨日は、用事があって、河原町今出川あたりに出掛けた。
用事を済ませたあとは、地下鉄に乗ってオフィスに戻るために、御所を北東端から南西の門まで、つっきって烏丸丸太町の駅に向かう。
その場合の私のルール。
「歩行用の砂利道や小道はなるべく歩かない。」
「樹や草が茂っているエリアを選んで歩き、なるべく大きな樹の下を通っていく。」
そうすると、こんな風景を見ながら歩くことになる。

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この体験が特別なことではなく、普段の出来事とできたら、それはとっても豊かな生活だと思う。

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2006.04.16

セミナー・デビュー?

チャレンジオフィス内のメンバーでセミナーをやるという企画がある。

この6人のメンバーの中で、実際に起業していないのは私だけ(起業準備中)。「para mujeresさんもセミナーやりますか?」と尋ねられ、返答に詰まってしまう。
セミナーはまだ企画段階で開催は本決まりではないのだけど、行われるとしたら6-8月とのこと。7月までは個人的に起業塾に通う予定、その宿題が多そうなので、人に提案するネタがつくる時間ができるかどうか微妙だなと考え込んでいたら、同じくセミナーをやる先輩から

「アピールの場だと思えばいいんだよ。」

とアドバイスされた。
要するに、自分がこんな仕事をやっている、という“さわり”が発表できればよい、ということ。私の場合だったら、今まで手がけたリフォーム物件などの紹介でもよいとのこと。
それなら出来るかも、と一瞬思ったけど、持ち時間は1時間〜1時間半。そんなに喋るネタがあるのだろうかとまた不安に思っていたら、

「ワーキングをすれば、1時間なんてあっという間だよ。」

と再び先輩がアドバイス。
“ワーキング”という言葉は初めて聞いたのだけど、セミナーを聴きにきた人に質問したり、意見を聞きながらお題を進めていくことかなと、理解した。なるほど、確かにそうかもしれない。少なくとも1時間くらいなら間がもちそう。それに私もお客さんの意見、感想、質問など是非聞いてみたい。

最終的には、「やってみます。」という返事した。
でも、日程はなるべく遅く、8月になるようにしてもらった。一人や二人のお客さんにプレゼンテーションをすることは何とか出来るけど、沢山の人(数人でも)を前に話すって、考えるだけでもどきどきする。今はあまりリアルに想像しないようにしよう、胃が痛くなるだけだから(笑)。


余談ですが…雨が降ったにもかかわらず、京都・鴨川のサクラ、もちこたえています。
Sakura

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