2007.06.23

#007美山かやぶき美術館のギャラリー

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美山ナビ http://www.miyamanavi.net

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2007.06.19

美山かやぶき美術館・郷土資料館

春、桜の咲く頃に訪れ撮影した、かやぶき美術館・郷土資料館のパンフレットができました。
グラフィックデザインは 友人のデザイン事務所のスタジオマーノが手掛け、写真撮影はparammmです。(一部別の写真家の方の画像も掲載。)

私は表紙の写真使いが気に入ってます。
別々の場所で撮影したものなのだけど、遊び心をもって組み合わせてあって、まさにかやぶきの屋根裏から、外の風景を観てるような気持ちになります。

かやぶき美術館・郷土資料館は、京都府南丹市美山町の島にあります。
近くに川が流れていて、川沿いの桜も素敵でしたが、夏の川も涼しげでよさそう。
次の撮影が楽しみです。

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美山ナビ http://www.miyamanavi.net


 

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2007.06.02

矛盾のない仕事

このブログでよくとりあげる“自分の仕事をつくる”という本で、

矛盾を感じさせない仕事

という言葉が登場する。
ここでは、東京で天然酵母をつかったパンづくりをする方へのインタビューが載っている。

「…(パンづくりは)ごく気軽にはじめたんですが、この仕事はそれまで経験した仕事に比べて矛盾がなかったんです。(中略)そのパンは、自分でつくっていても気持ちいいし、人にもすごく喜んでもらえる。素材だってカラダにいいものしか入っていない。とにかく全体的に矛盾が感じられなかったんです。…」

これを読んだ時、こういう仕事の仕方っていうのがあるんだなあ、と驚いたものだ。
経営的に成り立っていて、こんなふうに仕事している人って、いったいどのくらいいるのだろうか、ごく少ないのではないかと。

でも、先日茅葺きの現場をみて、そして茅葺き職人さんのつづるブログをよんで、こちらの茅葺き職人さんたちは、この“矛盾を感じさせない仕事”に近いものをしているのではないかと、感じました。
材料となる茅場の手入れをし、刈り入れ、そしてストックをし、その上で屋根に茅を葺く。葺かれた茅は、年月とともに風化して、やがては土に還っていく。
屋根を葺くところだけを見ていると、他の建設現場と別段異なったものにも思えないかもしれませんが、大きなサイクルでみると、かなり違ってくる。接着剤を使わない土壁がいつでも土に戻るのと、似ています。

「茅を葺くとは農業の一環に近いですね。」
という感想を茅葺き職人さんに伝えたら、

「茅葺き職人というよりも百姓が屋根を葺いている、そういった感じです。」
という言葉を貰いました。

矛盾のない仕事って、大きなサイクルがごく自然もののことを言うのだろうな。
環境に関わることに限らず、人との繋がりなども含めて。

フェアトレードをする会社に勤める私の友人は、会社のあり方や、モノのあり方・流れ・売り方等々、自分や社会にとって矛盾がないかということに対して感覚を鋭敏にしていて、よくその話をしてくれる。
私はそこまで広い視界は無いけど、デザインするという行為(写真を撮る〜空間をつくる)によって、人との出会いや繋がりをHappyにできたら、私にとっての矛盾のない状態だろうなと思う。



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それとは知らずに撮っていましたが、この先端がチョンマゲのようなものは、茅束のようです。
こうやって立てて、乾燥するそうです。今年2月下旬、美山町の北村という集落にて。

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2007.05.28

茅葺き屋根の上

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軒先下を切りそろえている風景。大きな剪定ばさみのような刃物を使用。


前の日記でも書いた通り、昨日は茅葺き現場を見学。
とても良く晴れたので屋根付近は暑いかと思いきや、風がちょうどよく吹いて、屋根足場の上はとても気持ちよかった。さくさくした茅葺き面に倒れ込みたくなるくらい(笑)。でも写真でふかふかに見える茅葺きは、実際は結構シャープな堅さに思えたので、そうしませんでしたが…。


この日は、茅を切りそろえて形をだし、いよいよ仕上げるという工程。この日の職人さんは4人。見学したときは、軒先を揃えるチームと、屋根面を切り整えるチームに別れて作業していました。

秩序だててでは無いですが、幾つかの作業を写真に納めました。
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ピンクの糸は、軒先ラインのガイド。右半分は、これから切りそろえられていきます。

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切り揃えたあとは、へらのような道具で、叩いて面を揃えています。


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剪定ばさみのような刃物で、屋根上面も形をつくっていきます。


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剪定しながら、時々屋根のデザインをチェック。
今回の屋根面は、僅かにむくった感じのデザインにしているとのこと。

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適宜、切った茅を掃いて落とします。落とした後は軒先裏と同じように、巨大ヘラで、屋根面をたたいて茅を押し込み面を整えていました。

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各種道具。私には使い方が判らない道具もあります。(後で調べてみます。)
これらの道具は、だいたいは手づくりするのだそうです。売ってないものが多いとのこと。

この日は、茅葺きの親方から、茅葺きの可能性について話を聞き、かなり現代的な素材・工法なんじゃないかと思いました(本気)。
茅葺屋親方のブログでもう少し勉強してから、またコメントします。↓
茅葺き職人のブログ http://www.kayabuki-ya.net/notebook/index.html

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2007.05.26

人をつくる

今日は友人と茅葺きの現場を見学をしてきました。
現場まで行く道中、友人から聞いた言葉で覚えていたいことがあったのでメモ。


“いいモノをつくるものいいけど、自分は、いいモノがわかる人をつくりたい。”

“そうしたら、世の中はいいモノがきちんと残っていく、と思う。”


言われてみれば、“モノ”よりモノを使う“人”の方が、重要。
人を育てるって、並大抵じゃないけど。
これを聞いて私が思ったのは、いい仕事をするには、いい人に出会う必要がある、ということ。
まとめ過ぎかな(笑)?


+
茅葺きの現場を見学してきました。
山あいの小さな集落にある茅葺き家屋、茶祖・永谷宗円の生家。
(永谷宗円とは、茶や玉露の製法の基礎となる、青製煎茶法(宇治製法)を編み出し、煎茶を発明した人物だそうです。)

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2007.05.16

ひとり旅の春京都・美山さぷり_その1

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美山町の北村という集落にて。


先週末は友人の旅行会社チェルカトラベルが主催する「春京都・美山さぷり日帰り旅」に参加する。

春京都・美山さぷり日帰り旅 
〜京都・美山で気軽に【女性旅】してみませんか?〜 少人数制なのでゆったりです
(春の旅は終了しました)

春に彼女に写真係で同行した時はまだ春先だったので、今回新緑の風景は、また新鮮。
今日はお天気もよく、茅葺きの集落には爽やかないい風が吹いていて、肌に心地よかった。
そして今回の旅で面白いなと思ったのは、スタッフをのぞく参加者13名のうち、女性ひとりの参加者も数名あったということ。ひとりで旅に出掛けると、気のむくまま自由に行動できるし、また新しい出会いもあり、友人と出掛けるのとは違った旅になることも。今日は私もお客さんとしてひとり参加したので(スタッフは知人であるが)、一人参加の女性何人かと新しい出会いがあり、新鮮な1日となりました。

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この集落に来るのは、3度目ですが、このちいさな藍美術館は初めて訪れました。
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展示方法等、なかなかユニークでした。
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背後の山には、杉に高く絡まってる藤が。

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その日のお昼は、茅葺き民宿“木むら”にて。写真の旬の素材をつかったお料理、いろりで焼いたあまご(奥)、写真には写ってないですが、地鶏の鍋と、蕨のとろろがけ。
素材の風味を充分活かしたお料理でした。地鶏鍋以外どれもうす味で、みんな美味しかったけど、個人的には、さといもの素揚げが一番気に入りました。シンプルに白いごはんも美味しかったなあ。

その2に続く。

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2007.05.12

ちょっと撮影メモ

おとといは、錦市場ちかくの食べ物屋さんで、店の風景や料理を撮影した。

この日は、最近使い始めた新しいレンズを使う。単焦点(ズームなし)で、F1.4というとても明るいレンズ。
人を入れてその場の雰囲気を撮るという場合には、自分の位置どりさえ決めてしまえば、かえってズーム機能がないほうが、潔く構図を決めれていい瞬間を捉えられるように思う。
人と人とのいい瞬間を撮るって、本当に難しいなあと思うのだけど、あまり構えずに、とにかくシャッター切っていると、だんだん自分が乗ってくるというか、そこの場所での納めるべき瞬間がつかめてくるように、最近思ってる。

そして、お料理。
日本のお料理で、色が繊細だし、調理であまり油やみりんを使ってないものは艶も少ない。
素材の微妙な色と透明感、艶、影が強すぎない立体感を表現するのが大事かなと思う。

それから、お料理をその場で実際に食べるときは、お料理の香りとか、温かさとか、お店の賑わいとか、視覚的な情報以外にも、美味しさを感じさせてくれるものがある。でも、写真にそれら全部を納めることは難しいから、そのあたりも補ってくれるよう、視覚だけでパンチを与えるくらいに撮る必要があるなあと、改めて思う。


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その日の歩いた錦市場。平日だというのに、とっても人が多かった。いつ行っても、ここの通りは、美味しそうで、盛りつけなんかもキレイなところが多くて、いつも目移りしてしまいます。


 
 

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2007.05.08

和、倭

先日、京の表現塾のホームページの画像のために、お題(笑)をもらった。
「和のイメージ画像を用意してください。(風景とか)」

前に撮影したものでもよいということなので、
手持ちのもので何かあるだろうと思っていたんだけど、あらためて  

「和って???」

と、思ってしまった。ネット辞書で調べてみたら、和とは、倭とも書くとのこと、知らなかった。
辞書によれば、「中国・朝鮮で用いられた日本の古称。また、日本の自称。」、日本そのもののこと。

私に求められてるものは、和といっても、京都のものだろう。
この前知人に、「京都の建築とは、数寄、(極端にいえば)インテリア」というようなことを聞いた。これは、主に奈良時代の建築に対してのコメントだけれど。表現塾のメンバーが、創り出しているものも、主にインテリアで使うものばかり、そうかと思って、その日はまず茶室や書院のあるお寺に出掛けることにした。

出掛けるまで、そしてお寺についてからも、自分の中の「和」とは何だろうと、ぐるぐる考える。
頭に浮かぶのは、京都に来たばかりのころに見倒した、お寺(堂、書院、茶室、庭)の数々と、そして月並みだけど、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」のイメージ。
生活に根付いた、きちんとした和って、案外知らないなあ、と気付く。
もっと京都探検しようと、と思う。

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“和”といえば、真っ先に頭に浮かぶのは、障子を通した柔らかな光。
または、縁側などの軒下の空間。

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2007.05.06

京都、大徳寺近くの鯉ノボリ

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無くなった町家の間からのぞく鯉ノボリ。
ある意味、京都らしい風景。


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2007.05.04

頼まれもしないのにする仕事

Azumino
安曇野のちひろ美術館にて。クジラのような雲とちいさな女の子。


ごく最近知り合いのなった方の日記で、著名な建築家の言葉をみつける。

「頼まれもしないのに絵を描く仕事を一杯しておけば、見つけてくれる人がいる。
大事なのはやるからには手を掛けて徹底的にやる。
無駄になるかもしれないが、頭、手、足を懸命に動かして備えを怠らない。」


私が、この言葉に反応したのは、先日知人と会ったときに、

自分の会いたい人にもっと会いにいく必要がある

と、思ったのと同時に、その時に自分の仕事の何かを持参するべきだと、思ったから。その自分の仕事とは私の場合、過去仕事では量が少ないから、これから作る必要がある。

それから、この“頼まれもしないのにする仕事”という言葉は、このブログでよく登場する“自分の仕事をつくる”という本にも、取り上げられている。
その章の結びには、

…要は、仕事の起点がどこにあるか、にある。
私たちはなぜ、誰のために働くのか。そしてどう働くのか。
「頼まれもしないのにする仕事」には、そのヒントが含まれていると思う。


私が今日思ったのは、頼まれもしないのにする仕事とは、自分自身(あるいはその一部)であるのだろう、ということ。

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