2007.03.10

写真集FLORA

昨日友人のオフィスに行った時に、持っていた写真集をキレイなものが好きな彼女に見せる。
それは、撮影の小道具といして持っていったものだけど、私がとっても好きなFLORAという写真集。Nick Knightという写真家の作品で大英帝国時代から収集され、ロンドンの自然史博物館に収蔵されている 押し花や押し葉を撮影したもの。
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表紙の写真からも察することができるが、押し花標本といっても、色もきれいだし(バックライトを使っている?)、何よりそのフォルムが到底人間の造形するものが辿り着けないような美しさである。それこそ宝石のよう。
この写真集を初めて手にした時、自分がやっていること(ものづくり)って、いったい何?みたいな疑問を持ってしまったくらい衝撃的な美しさなのです…。

昨日あらためて友人と見て、この自然の造形物そしてこれを撮った写真家には、到底及ばないにしろ、このくらいパンチの効いたものをつくりたいなあと、なんだかゾクゾクしたものでした。


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2007.03.08

IBERIA

映画IBERIAをDVDで観た。このIBERIA昨年京都シネマでやっていて、観ようかどうか迷っていたもの。

一昨日ジュエリーの写真を撮って、石(貴石)の美しさにうっとりしていたのだけど、この映画を観たら、女性の肉体そのものが宝石(玉)のようなだなあ、と思った。

色彩と光と影、踊る女と男の肉体(立体物)、交錯するダンサーと映像、音楽はフラメンコなどの伝統的な音楽、モダンなものもあったかな。
スペインのこってり濃くて美しい映画でした。

1日に家で仕事していたので、これを観てなんだかスカッとしたなあ。もっと映画観よう…。

Iberia

映画監督カルロス・サウラの他作品覚え書き。作品はどれも、めっちゃ濃そうです。

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2007.02.14

今日はコーヒーミルを注文

だいぶ前にブログで書いた白山陶器 森正洋デザインのコーヒーカップ&ソーサーは、三条烏丸の新風館で売ってるのを発見し、先月購入。やはりこれにしてよかったです、大きさ、バランスがとってもよいし、工業製品だというのに、とっても愛着がもてるようなデザイン。なんででしょ?角の微妙な丸さや、陶器自体の薄さ(華奢さ)からかな?
それに買ってみたら、スタッキングできるということがわかって、かなり満足。

コーヒーをちゃんといれたいと思い始めたのは、昨年春にKono式ドリッパーとサイフォンを使ってのコーヒーをいれるレッスンをうけてから。そのあと、友人に水色のKono式二人用ドリッパーを貰って、それで毎朝コーヒー入れて飲んでいるのだけど、あと、お湯を糸のように注げる細口ポットとコーヒーミルがほしいと思っていて、ずっと買ってなかった。(昨年春からかなり時間経ってますけど。笑)

しかし最近、すでに挽いていあるフェアトレードのコーヒー豆を友人からもらって、一緒に飲んだ時に
「自分で挽くのと、すでに挽いてあるものでは、同じ豆でも全然違う!」
と断言するのを聞いて、やっぱ買ったほうがいいかなと思いはじめ、やっと本日注文しました。
朝、一刻でもはやくコーヒーを飲みたい私は、手できこきこ挽くミルではなくて、電動のコーヒーミルを買うことにしました。ブラウンの白いシンプルな筒型のデザインのもの(これも前から決めてた)。早ければ、今週末に手元に到着。ふふ、単純に嬉しいです。

そうしたら、最後はコーヒーポット。
ホーロー製がよいか、いかにも細くお湯が注げそうな、ステンレス製がいいか、ずっと悩んでます。
友人はホーローで湧かすお湯のほうが、絶対美味しいという。それも頷けるけど、うさぎ印の野田琺瑯は、糸のようにお湯が注げるという話は聞いたことが無い。うっかりすると、ドボッと出るという話は聞いたことがあるけど(笑)。
琺瑯で湧かして、お湯を落ち着かせる(温度を下げる)ために、ステンレスの細口ポットに移し直すか?
性懲りもなく、まだ悩んでます…。


Cup
カップはスタッキングするとこんな感じ。


2007.01.16

太陽と月の光が地球に届く時間

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“ジャック・マイヨールの息の長さ”は、 2005年夏、リビングワールドの“窓”展で手に入れました。そして最近、手元にやってきたのは“太陽の光が地球に届く時間”と“月の光が地球に届く時間”

時(とき)の長さが白い砂の量で測れて、太陽の光が地球に届く時間と月の光のそれの違いが ひと目で把握できるのが面白い。月の光が届く時間は、砂が少な過ぎてガラスに付着したまま落ちないんじゃないかと思うくらい、ほんの僅かな量。一瞬なんだなあとわかります。それに比べたら、太陽の光はもう少し長旅をしてくるよう。

この砂時計たちは、デザインオフィス・リビングワールドのIn this timeというシリーズで、私たちが通常何気なく使用している秒とか分とかでは無い単位の“時(とき)”を示しているとのこと。
実は今の世の中、便宜上あるいは商業上つくられた尺度のようなもの(=情報)がとっても多い。例えば大きなところで言うと、“時間帯の境界線”は、地球は球であるけど、それに純粋に沿うかたちではなく国境の形で決まってる。そこには政治の力や経済的な便宜上の理由が働いていたりして、あくまでも人工物なんですね。人間が便宜上つくった時間の単位の一つでしかないと言えます。

このお話は、やはり昨年の週末講義で聴いたもの。
別の時間の単位の一つとして、この砂時計があるのですね。


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月の光が地球に届く時間は僅か。

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2007.01.14

ジャック・マイヨールの息の長さ

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「In this time:the freediving world record surpassd a depth of 100m
(1976;Jacques Mayol)」

と、フレームに刻印された、ちょっと風変わりな砂時計をもっています。
1分とか3分とかではなく、ジャック・マイヨールがフリーダイビングで100mを超える深さを潜り、ワールド・レコードを出した時の息の長さ(潜水時間)の砂時計。

シュノーケリング愛好者の私は、フリーダイビングの神様の呼吸を手に入れることが出来るような気がして、この砂時計を見た瞬間に、「絶対欲しい!」と思いました。
目に見えない時(とき)の長さが、こんなふうにデザインされて形となって、それを手にとることが出来るなんて、とっても面白いですよね。

また、デザインする側から考えてみると、この砂時計のようにある形をとっているけど観る人によってイメージの分だけ広がりを持つ、あるいは多様な意味を持つ、みたいなものをつくれたらいいなあと思う。

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2006.12.05

「うん、これ!」と思うコーヒーカップ_白山陶器M型シリーズ

前々から、ずっとお付き合いできそうなコーヒーカップを探していましたが、やっとやっと見つかりました!
見つかったというより、それに決めたという方が正しいかもしれませんが…。

欲しかったコーヒー+ソーサーは、形がごくシンプルで、コーヒーが引き立つようにカップの中が白で、飲み口が薄めで(個人的には、薄いほうが味がしっかり感じられる気がします)、入るコーヒーの量が多すぎず少なすぎず、買い足しができるようなある程度定番商品のもの、そして高価すぎない(笑)もの。

ずっと候補だったものはiittala社のTeemaシリーズのcup&saucer
この商品は、スタッキングもできるし、形もすごく好みだったのだけど、個人的に一つだけ躊躇していたのは、カップが少し大きめであること。
私は大のコーヒー好きなので飲めてしまう量だけど、普通の人がみたら、少し多めかなと思う量ではないだろうか。

でもそれ以上気に入るものが見つからず、どうしようかずっと考えていたのだけど、つい最近白山陶器のコーヒーカップを天保山のサントリーミュージアムショップでみかけ、「うん、これ!」と思わずその場で買いそうになってしまった。大きさも理想的だし、形もごくシンプルで、絶妙の安定感のある形が何ともかわいらしい。思わず手にとりたくなるようなボリュームをしてます。
でも、購入を思いとどまったのは、カップをスタッキングできなかったため。
それから何週間か迷い、周囲のこだわり人に訊いてみたりしたけど、結局これが自分には合いそうな気がして、まず白山陶器からカタログを取り寄せました。それが届いたのは、今週始め。カタログの大きな写真で再度カップの感じを確認して、このM型コーヒーカップにを決めました!
来年始めに何客か購入しようと思います。
これで朝のコーヒーがもっと豊かになるかなあ…。

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私は不勉強で知りませんでしたが、このM型コーヒーカップは著名なデザイナー森正洋によってデザイン、1973年のグッドデザイン賞を受賞しているものでした。ちょうど今年復刻商品として再販売されることになったようです。色は白と青、2色あり。白を購入の予定。

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2006.07.19

チャーミングなメキシコのアルテサニア(民芸品)_パナマ帽

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メキシコのかCampeche(カンペチェ)で購入したパナマ帽。
繊細さとフォルムの美しさに一目惚れしました。ひとつひとつ丁寧に手作業で編まれているのも、手に取るようにわかりますね。表面の素材感は、きわめてサラッとした感じです。
ここでつくられた上質なパナマ帽はとっても柔軟で、折って畳んでも容易に繊維が折れることなく、開くとまた元のカタチに戻ります。

ところで、メキシコなのに、なんでパナマ?というと、それはパナマ運河を通して世界へ輸出されていたからだそう。


Panama02

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2006.07.04

チャーミングなメキシコのアルテサニア(民芸品)_チアパスの刺繍

Mexico_chiapas_1
ちいさな、ちいさなものだけど、いろんな意味や思いが込められているようで、つい購入してしまったアルテサニア(民芸品)。

画像はChiapas(チアパス)州の街、San Cristbal de Las Casas(サン・クリストバル・デ・ラス・カサス)の公営の民芸品店で購入した、刺繍がほどこされたポーチ。
民族ごとに模様の持つ意味が違うので、面白いです。
この植物模様の持つ意味は…わかりません(笑)。
刺繍もキュートだけど、紐や紐を通す穴の細工も繊細で素敵です。

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2006.07.02

チャーミングなメキシコのアルテサニア(民芸品)_素焼きの天使

Angel
前回上京時の濃いメキシコ会合で、幾つかのメキシコのテキスタイル、シルバーアクセサリーを見せてもらい、あらためてメキシコのチャーミングさ発見!

私の中でのメキシコのアルテサニア(民芸品)のキーワードは、
「ビビッドな色彩」
「ざっくりとした風合い」
「なぜか懐かしい感じ」。

しいていえば、体にずしっとくる
「リアルなモノ(素材)」
でしょうか。

あ、でもそんな風におもいながら、いざ目にすると単純に
「カワイイ!」
って、興奮するだけなんですけどね(笑)。

メキシコにあんまり興味の無い方でも、エスニック雑貨は!という方は時々このブログ、訪れてくださると嬉しい。
ちょこちょこ更新しようと思います。

まずは、昔Oaxaca(オアハカ)滞在時に一目ぼれして購入した、天使の置物。
釉薬をかけてない、素焼きのものです。
ちょっととぼけた表情といい、素焼きの素朴さといい、メキシコ度100パーセント!と出会った時思いました。
素焼きゆえのこわれやすさで、日本におくった時には羽根などが割れていましたが、接着剤でなんとか復元(笑)。
割れた跡があっても、何ものにも代えがたい、連れてかえってきた“メキシコ”です。

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2006.04.19

チャーミング!な空間

para mujeres(パラ・ムヘーレス)的に紹介したいチャーミングな空間、これから度々アップします。これらの記事が、住んでいる部屋のインテリアの参考になったり、将来暮らす住まいのデザインのヒントになれば、と思います。

ビシッと決まってるデザインも好きなんですが、性格でしょうか、ちょっとヘンテコだったり、ユーモラスな空間についつい目がいってしまう私。今日は、おもちゃ箱をひっくり返したようにユニークなスペイン・バルセロナのお店のインテリアを紹介。

ここは「Air Shop」というお店。さまざまな形のオリジナル・バルーンを販売しています。このお店の得意技は、バルーンの中に、いろんな素材を仕込むことができること。お客さんが入れたいものを持参して、バルーンに入れる、というサービスもしている。(特注の場合は3日くらい時間が必要といってました。)
私がいいなとおもったものは、20センチ四方の透明クッション状ものに、写真を封じ込めていたもの。バルーンはまさにフォト・フレーム。プレゼントなんかにいいなあ、と思いました。
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画像の下の方に、透明なバルーンに入れられた、ワインボトルがありますね。バルーンを切らないと、飲めないですよねー(笑)。これもプレゼント用、あるいは記念用ですね。


Airshop02
このお店の空間で面白いと思うのは、ふわふわ軽く、つるつる、カラフルなバルーンと、コンクリートのような吹き付け(?)・レンガの重量感があって、ごつごつ、モノトーンのような押さえた色彩の内装、という対照です。
それでどちらの素材(バルーンと内装)も活きています。甘さとクールさがあります。
店は大きく2室にわかれていたのですが、入り口のスペース(ピンクのバルーンのある方)は暗めのライティングで雰囲気をつくって通り行く人の目をキャッチし、もう一方(奥)は通常の明るさで商品を確実に見せる、という工夫もされていました。
ピンクの丸いバルーンは内部に照明が仕込んであったように思います。こんな風にすると、バルーンというよりピンクの光の球、という感じ見えますね。