2007.06.12

同じ地平線でつながってる

お客さんとの打合せからもどって一息ついたところで、昨日は昼と夜、それぞれ別の友達ととても長く話して楽しかったし、リラックスしたのを思い出す。
どちらの友達も、仕事からプライベート、あっちこっち駆け巡りながらも、話は止まんないのです。
どっちかというと両方の話題を行き来するというより、仕事とプライベートが同じ地平線でつながっているという感じ。…それって、彼女達が天職をみつけているということだろうか???

それにしても、そんな彼女達の話は、幾ら聞いても飽きないんだな。仕事のことをいつも自然と考えていて、深く掘り下げていて、引出しから、いくらでも話が出てくるのでした。
かといって、プライベートが全く無いというわけではなく、バランスがとれてる彼女達。
見習うとこ、たくさんあるなあ…。

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2007.06.10

ちょっとした気付き

今日は、テキスタイル雑貨の撮影でした。
商品のカラーが控え目だったので、少し小道具を添えても商品だけ撮るとなんだか物足りないなと思っていたのだけど、モデルさん(素人さん)に、持ってもらって撮影を始めたら、とたんに商品が活きてきたからびっくりしました。
頭の中ではそういうモノがあるというのは把握していたけど、感覚で感じるのは、ひさしぶり?
これって新鮮!とおもったのだけど、最近近しいもので、そういう感覚を覚えたのを今思い出しました。
それは、建物や街の写真も人が写っていた方が、私としてはしっくりくる、とういこと。
昨日はそれで、メキシコのどの写真をアップするか、さんざん悩んだのでした。

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2007.06.08

カウントしてみる

手づくり靴をつくる友人の少し前の日記で、
“靴に刻印している通し番号が、今日500を越えました!#502に。”
とあった。自分以外の人のために作り始めカウントして、8年弱とのこと。
500足!!!
すごいなあ〜と、思って読んだあと、昼ご飯を作り始める。

料理してる最中に、“自分も番号うってみたらいいじゃん!”と思いつく。前にチャレンジオフィスの経営相談でキャリアカウンセラーの方に、今年1年は実績づくり(作品づくり)するのがいいのでは、とアドバイスされたのを思い出して。

仕事のものでも、普段のものでも、昔のものでも、自分がいいと思えるように作った写真は、ナンバーをうっていってみよう。まず001は昨年撮影させてもらった、カンナ掛けのもの↑。ものづくりする人シリーズ。(これには人写ってないですけど 笑。)

そういえば、近しい友人は自分が制作したちっちゃい巾着にナンバーをつけている。というか、ナンバーで呼んでいる。この友人とこの前、“つくることは、考えること”という話になった。
たくさんつくって(撮って)、たくさん考えよう。

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2007.06.07

本日の打合せ

今日は、ファッション雑貨をデザインし、みずから販売する女性起業家の方との打合せに出掛ける。
今回の私の仕事は、彼女の商品のイメージ写真を撮ることで、その下打ち合わせのためにオフィスを訪ねた。そして撮影予定のものの打合せの途中に、まだ具体的に商品化をしていない彼女がデザインした素敵なテキスタイルなども見せてもらった。

本来“布”というものが好きで、その布で何をつくったらいいとか考えるのも、とっても好き。そんなんで、写真の打合せを一時中断、それで何をつくったら売れるかという話で盛り上がる。私は全く消費者の立場で。
和のデザインがベースのポップな色使いの布だったので、簡単なところから、風呂敷とか、クッションカバーがいいかもなどという話がでて…とっても楽しかった。

こういう前向きな話を一緒にする時間ってとってもいい。次の本番撮影にむけていい雰囲気になったと思う。
そして素敵なモノや人に出会うことって、本当に仕事(つくること)の推進力になる!
あとは、当日天気がよいことを祈るのみ!

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2007.06.05

プロダクティブからの距離

今日、LW(リビングワールド)のサイトを久しぶりに訪れたら、はっとした文章があった。
センスウェアというエッセーで。


昨年末にこのLWの方の講義を受けたときの、

“何かモノをつくることを前提に考えているデザイナーより、
まずモノをつくることが必要かどうかから考えているデザイナーの方が、良い仕事をしている”

という言葉を思い出すが、このエッセーでは、

“プロダクティブであることと、
クリエイティブであることとは、まったく異なることだと思う”

さらには、

“夕陽にこころを奪われている人はなにもつくっていない。
けど、その内面は十分に創造的なのでは?”

と、語られている。

これを読んで気付いたのは、最近カメラという道具を手にすることによって、建築設計だけをやっていたときに気にかかっていたことから、少し開放されバランスがとりやすくなったということ。(あくまで私自身のケースです。)
私にとって写真を撮るということは、プロダクティブよりは、少し軽い。そしてそれは、コミュニケーションの道具ともなり、そのこと自体を求められることもあるのだ。

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NHK京都で妊娠期〜産後1年の女性とパートナーを支援するキュリカが取り上げられます

Photobook_1
同じチャレンジオフィスに入居する有限会社 キュア リンク ケア( 通称キュリカ )が、6月7日(木)6:10〜のNHK京都の番組「ニュース610 京いちにち」で取り上げられます。
タイトルは『京の経済 最前線』出産女性支援ビジネス
放映時間(何分間か)は、把握できていませんが…。

2年前のチャレンジオフィス創立当時に一度取材を受けており、今回は、キュリカの産前産後のサポートをつづっているともいえる小さなフォトブック「こうして あなたが うまれました」が出来たのがきっかけで、再度取材依頼があったとのこと。キュリカ社長、そしてキュリカのサポートを受けた家族へのインタビュー等で構成されている。先週取材があったのですが、チャレンジオフィスの様子もちょっぴり撮影されました。

キュリカ社長への取材をみていて感じたのは、事業の内容そして事業への思いを、短時間で的確に伝えるのは、簡単なものではないということ。特にベンチャーの場合、既存に存在する事業形態でない場合が多い。皆が知らない新しいものを、正確に伝えるということは、なかなか難しい。でも、今回は事例あっての事業紹介なので、視聴者には把握しやすいものになっているのではないかと期待している。
看護職による妊婦さんの産前・産後のサポートに興味のある方は、是非番組をご覧下さい。

それから、キュリカのサポートは、決してフォトブックをつくることが目的ではないのだけど、本というメディアの強さをも感じる。ネット社会で情報が溢れかえっているからこそ、出版の意味が強くなってきているのだろう。
今回のキュリカのフォトブック制作のお手伝い(写真撮影および編集)を、こんな展開になるとは思いもせず引き受けたparammmですが、私の出来ることが応援したい彼女の事業に役にたってよかったと、本当に嬉しいです。

参考までに。このparammmの起業ブログにフォトブックが出来上がった当時のことを書いています。↓
「赤ちゃんとお母さん・お父さんのフォトブックできました」

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2007.06.03

あるリスト

学生時代の終わりに出会ったLuis Barragan(ルイス・バラガン)の作品集の巻末近くにバラガンと交流のあったSheila Hicks(シーラ・ヒックス)によるエッセーが載せられている。

…I am reminded of the notebooks I kept with the lists of places Barragan advised me to visit,and to embrace Mexico with its glorious history:
ACOLMAN and ACTOPAN with Augustinian convents,YANNUITLAN and TLACOLULA (Oaxaca),TONANTZINTLAN (Santa Maria Church),CHOLULA Franciscan convent,OCOTLAN (TLAXACALA),CALPAN and HUEJOTZINGO (PUEBLO)with Franciscan convents,TEPOTZOTLAN a Dominican convent,and of course TAXCO's Santa Prisca and San Sebastastian Churches. TEHUILOTEPEC was nearby in Guerrero as was TECALPULCO's abandoned cathedral on the hillside within view of the HACIENDA SAN JUAN BAUTISTA.

…私は、バラガンが訪問するように勧めてくれた場所のリストを書いたノートがあるのを思い出した。(上記地名なので略)…彼はそれらから、輝かしき歴史をもつメキシコを手中にせよというのだった。
(出典 ルイス・バラガンの建築、TOTO出版)


メキシコ滞在時に、このリストを頼りに何カ所か訪れてみた。
メキシコの遺跡は、修道院も含めて地方の小さな街にあるものでもパンフレットがちゃんと存在して観光地としてかなり整備されており、Lonly Planet Mexico やMichelin Green Guide Mexicoに照らし合わせたり、その街のツーリスト・インフォメーションへいくと、ほとんどコレと思われるものを把握することができた。また、メキシコはバス交通がとても発達していて、どんな小さな村でも乗り合いバス(一番小さいバスはフォルクス・ワーゲンのバン)を乗り継いで行くことによって、リーズナブルに移動でき、ほとんど歩いてる人をみかけないような街の修道院でも訪れることができた。

極めて私的な視点であるけど、それらの場所の写真を少しづつアップしていこうと思います。街の風景などもはさみながら。画像は、35ミリ一眼レフカメラ、モノクロフィルムで撮影したものを、デジタルデータに落としたものです。


Yanhuitlan、修道院のアプローチ。
 Mexyanhuitlan010014












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2007.06.02

矛盾のない仕事

このブログでよくとりあげる“自分の仕事をつくる”という本で、

矛盾を感じさせない仕事

という言葉が登場する。
ここでは、東京で天然酵母をつかったパンづくりをする方へのインタビューが載っている。

「…(パンづくりは)ごく気軽にはじめたんですが、この仕事はそれまで経験した仕事に比べて矛盾がなかったんです。(中略)そのパンは、自分でつくっていても気持ちいいし、人にもすごく喜んでもらえる。素材だってカラダにいいものしか入っていない。とにかく全体的に矛盾が感じられなかったんです。…」

これを読んだ時、こういう仕事の仕方っていうのがあるんだなあ、と驚いたものだ。
経営的に成り立っていて、こんなふうに仕事している人って、いったいどのくらいいるのだろうか、ごく少ないのではないかと。

でも、先日茅葺きの現場をみて、そして茅葺き職人さんのつづるブログをよんで、こちらの茅葺き職人さんたちは、この“矛盾を感じさせない仕事”に近いものをしているのではないかと、感じました。
材料となる茅場の手入れをし、刈り入れ、そしてストックをし、その上で屋根に茅を葺く。葺かれた茅は、年月とともに風化して、やがては土に還っていく。
屋根を葺くところだけを見ていると、他の建設現場と別段異なったものにも思えないかもしれませんが、大きなサイクルでみると、かなり違ってくる。接着剤を使わない土壁がいつでも土に戻るのと、似ています。

「茅を葺くとは農業の一環に近いですね。」
という感想を茅葺き職人さんに伝えたら、

「茅葺き職人というよりも百姓が屋根を葺いている、そういった感じです。」
という言葉を貰いました。

矛盾のない仕事って、大きなサイクルがごく自然もののことを言うのだろうな。
環境に関わることに限らず、人との繋がりなども含めて。

フェアトレードをする会社に勤める私の友人は、会社のあり方や、モノのあり方・流れ・売り方等々、自分や社会にとって矛盾がないかということに対して感覚を鋭敏にしていて、よくその話をしてくれる。
私はそこまで広い視界は無いけど、デザインするという行為(写真を撮る〜空間をつくる)によって、人との出会いや繋がりをHappyにできたら、私にとっての矛盾のない状態だろうなと思う。



Miyamakitamura
それとは知らずに撮っていましたが、この先端がチョンマゲのようなものは、茅束のようです。
こうやって立てて、乾燥するそうです。今年2月下旬、美山町の北村という集落にて。

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2007.05.28

ものづくりする人

先週末茅葺き現場に行った時に、茅葺きについて知らないことばかりなのに、自分でも不思議なほど、あまり質問をしなかった。職人さんに何でも聞いていいと言われたにも関わらず。
そのあとなぜかと考えていたのだけど、それに今日気がついた。

私は茅葺き作業の行程を撮ることより、茅葺きをしている人を撮ることが、面白いと思ったのだ。
だから、知りたいことはたくさんあったけど、現場にいったら撮ることばかり考えていた。
あと、茅葺きの素材感がとにかく気持ちよくて、ほうけていたというのもあるかもしれませんが。(笑)

以前、かんながけの様子を撮ったときも、すごく面白かったのを思い出しました。
ものをつくっている時は、人が神経を研ぎすますとき。
だから撮るのが、面白いのかもしれません。



+
昼ご飯の後、職人さんたちは、皆刃物をを研いで午後からの仕事の準備をしていました。茅の断面を潰さずシャープに切るよう、刃を常に鋭利にしておくとのことです。Kayabuki_0077


 

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茅葺き屋根の上

Katabuki_0132
軒先下を切りそろえている風景。大きな剪定ばさみのような刃物を使用。


前の日記でも書いた通り、昨日は茅葺き現場を見学。
とても良く晴れたので屋根付近は暑いかと思いきや、風がちょうどよく吹いて、屋根足場の上はとても気持ちよかった。さくさくした茅葺き面に倒れ込みたくなるくらい(笑)。でも写真でふかふかに見える茅葺きは、実際は結構シャープな堅さに思えたので、そうしませんでしたが…。


この日は、茅を切りそろえて形をだし、いよいよ仕上げるという工程。この日の職人さんは4人。見学したときは、軒先を揃えるチームと、屋根面を切り整えるチームに別れて作業していました。

秩序だててでは無いですが、幾つかの作業を写真に納めました。
Kayabuki_0124
ピンクの糸は、軒先ラインのガイド。右半分は、これから切りそろえられていきます。

Kayabuki_0058
切り揃えたあとは、へらのような道具で、叩いて面を揃えています。


Kayabuki_0044
剪定ばさみのような刃物で、屋根上面も形をつくっていきます。


Kayabuki_0040

Kayabuki_0095
剪定しながら、時々屋根のデザインをチェック。
今回の屋根面は、僅かにむくった感じのデザインにしているとのこと。

Kayabuki_0133
適宜、切った茅を掃いて落とします。落とした後は軒先裏と同じように、巨大ヘラで、屋根面をたたいて茅を押し込み面を整えていました。

Kayabuki_0141
各種道具。私には使い方が判らない道具もあります。(後で調べてみます。)
これらの道具は、だいたいは手づくりするのだそうです。売ってないものが多いとのこと。

この日は、茅葺きの親方から、茅葺きの可能性について話を聞き、かなり現代的な素材・工法なんじゃないかと思いました(本気)。
茅葺屋親方のブログでもう少し勉強してから、またコメントします。↓
茅葺き職人のブログ http://www.kayabuki-ya.net/notebook/index.html

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