« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007.05.28

ものづくりする人

先週末茅葺き現場に行った時に、茅葺きについて知らないことばかりなのに、自分でも不思議なほど、あまり質問をしなかった。職人さんに何でも聞いていいと言われたにも関わらず。
そのあとなぜかと考えていたのだけど、それに今日気がついた。

私は茅葺き作業の行程を撮ることより、茅葺きをしている人を撮ることが、面白いと思ったのだ。
だから、知りたいことはたくさんあったけど、現場にいったら撮ることばかり考えていた。
あと、茅葺きの素材感がとにかく気持ちよくて、ほうけていたというのもあるかもしれませんが。(笑)

以前、かんながけの様子を撮ったときも、すごく面白かったのを思い出しました。
ものをつくっている時は、人が神経を研ぎすますとき。
だから撮るのが、面白いのかもしれません。



+
昼ご飯の後、職人さんたちは、皆刃物をを研いで午後からの仕事の準備をしていました。茅の断面を潰さずシャープに切るよう、刃を常に鋭利にしておくとのことです。Kayabuki_0077


 

| コメント (4) | トラックバック (0)

茅葺き屋根の上

Katabuki_0132
軒先下を切りそろえている風景。大きな剪定ばさみのような刃物を使用。


前の日記でも書いた通り、昨日は茅葺き現場を見学。
とても良く晴れたので屋根付近は暑いかと思いきや、風がちょうどよく吹いて、屋根足場の上はとても気持ちよかった。さくさくした茅葺き面に倒れ込みたくなるくらい(笑)。でも写真でふかふかに見える茅葺きは、実際は結構シャープな堅さに思えたので、そうしませんでしたが…。


この日は、茅を切りそろえて形をだし、いよいよ仕上げるという工程。この日の職人さんは4人。見学したときは、軒先を揃えるチームと、屋根面を切り整えるチームに別れて作業していました。

秩序だててでは無いですが、幾つかの作業を写真に納めました。
Kayabuki_0124
ピンクの糸は、軒先ラインのガイド。右半分は、これから切りそろえられていきます。

Kayabuki_0058
切り揃えたあとは、へらのような道具で、叩いて面を揃えています。


Kayabuki_0044
剪定ばさみのような刃物で、屋根上面も形をつくっていきます。


Kayabuki_0040

Kayabuki_0095
剪定しながら、時々屋根のデザインをチェック。
今回の屋根面は、僅かにむくった感じのデザインにしているとのこと。

Kayabuki_0133
適宜、切った茅を掃いて落とします。落とした後は軒先裏と同じように、巨大ヘラで、屋根面をたたいて茅を押し込み面を整えていました。

Kayabuki_0141
各種道具。私には使い方が判らない道具もあります。(後で調べてみます。)
これらの道具は、だいたいは手づくりするのだそうです。売ってないものが多いとのこと。

この日は、茅葺きの親方から、茅葺きの可能性について話を聞き、かなり現代的な素材・工法なんじゃないかと思いました(本気)。
茅葺屋親方のブログでもう少し勉強してから、またコメントします。↓
茅葺き職人のブログ http://www.kayabuki-ya.net/notebook/index.html

| コメント (2) | トラックバック (0)

2007.05.27

自力改装の効果と鞍馬口ん家

ご近所の町家・鞍馬口ん家(くらまぐちんち)でシェアハウスしている友人がいる。
古くなっていた町家を借りて、自分たちの手で改装し住んでいる。住まい1階は共有スペース、時々ギャラリーや日本酒を皆で楽しむスペースとなる。最近その友人から聞いて面白かった事。

(彼は、他の自主改装している人たちのケースも良く知っている。)
「同じシェアハウスでも、単純にシェアしている場合と、自分の手で改装した上で同じ屋根の下に住むのでは、少し違った傾向がある。
単純にシェアしている場合は、主になった借りた人以外の住人は、(一般的に)あまり家に愛着を持たないが、
一緒に皆で手を動かして改装した場合は、誰が主になって借りているとかは関係なく、住人みんなが“自分のすまい”という愛着を感じている。」

よく使う道具とか、家具とか、革製品とか、メンテナンスが必要なものは、使えば使うほど愛着を感じるもの。
それと同じように、古い家の改装はメンテナンスにあたる。
モノや家には必ずメンテナンスが必要というのは、昨今では忘れられてる感覚。
時代に求められてるスピードというのは、少し罪だなと思う。


その鞍馬口ん家は、5/19〜6/17まで開催の楽町楽家というイベントに参加しています。期間中、常設展示およびイベントが開催されます。
楽町楽家・最終日 6/17(日)には、“日本酒Bar鞍馬口んち2007夏 奥播磨試飲会”があります。
この時期、夕暮れ時に町家で飲むお酒は、美味しいだろうな。
鞍馬口ん家 への問い合わせ kuramaguchinchi@yahoo.co.jp


鞍馬口ん家で開催のイベント・インフォメーション↓(拡大すると読めます。)


Kuramaguchinchi




 

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.26

人をつくる

今日は友人と茅葺きの現場を見学をしてきました。
現場まで行く道中、友人から聞いた言葉で覚えていたいことがあったのでメモ。


“いいモノをつくるものいいけど、自分は、いいモノがわかる人をつくりたい。”

“そうしたら、世の中はいいモノがきちんと残っていく、と思う。”


言われてみれば、“モノ”よりモノを使う“人”の方が、重要。
人を育てるって、並大抵じゃないけど。
これを聞いて私が思ったのは、いい仕事をするには、いい人に出会う必要がある、ということ。
まとめ過ぎかな(笑)?


+
茅葺きの現場を見学してきました。
山あいの小さな集落にある茅葺き家屋、茶祖・永谷宗円の生家。
(永谷宗円とは、茶や玉露の製法の基礎となる、青製煎茶法(宇治製法)を編み出し、煎茶を発明した人物だそうです。)

Kayabuki_0082





| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.24

メキシコ滞在時のワーク

1995-96に、建築家Luis Barragan(ルイス・バラガン)の作品とその背景を訪ねて、メキシコに半年間滞在。
フィルムにして約60本程度。ぼちぼちアップしていきたいと思います。

メキシコ画像まとめて観たい時はコチラ

Mex_050045

| コメント (4) | トラックバック (0)

2007.05.23

久しぶりの東京滞在

先週末から出張していて、昨夜京都に戻ってきました。

東京・神楽坂に25日にオープンする京の伝統工芸セレクトショップ
“京もん” http://www.kyo-mon.com

の写真撮影に行ってました。

今回の東京滞在では、ずっと友人宅に宿泊。
夜帰るとたいてい友人夫妻と4歳になる娘さんが迎えてくれて、家族にいる家に帰って来た気分。
近況報告したり、他愛もないことを話たり、本当にリラックス。

友人は大学時代の授業・サークル、そして社会人になってからも良くつき合っていて、おまけに同業者(元デザイナー)、ちょっと話せばだいたい言いたいことは通じてしまうような相手で、ものづくりのことなんかも相談したりした。
彼女は今はデザイナーをしていないが、だからこそ、なのか一歩引いた目線で大きく物事を見れているように思った。そんな視点で私の迷ってることについて、率直に色々アドバイスしてくれて、かなり気分落ち着いたのだ。

一つはモノづくりのスピードや要領について。
彼女と話していて、私は大学時代、設計の課題に人より時間をかけないと、人並みに仕上がらないことを思い出す。人より時間をかけるのが、当たり前だったことを思い出したのでした。

要領の良い人は、とても羨ましいけど、自分は全然そういうタイプでないので、それを基準に考える必要がないということ。
そして、締め切りはもちろんあるのだけど、それまでどのくらい時間をかけるか、それは自分の納得のいくようにすればいいということ。

これを確認しただけで、本当にほっとした。
ほっとしたところで、ものづくりの自分ルールをもう一度考えてみる必要あり、です。

| コメント (0)

2007.05.18

こころ惹かれるもの

昨日の友達とのやりとりで、聞いた話。

ゴッホという画家は、エキセントリックな絵を描き続けていた人、という見方があると思うが、
彼にとって見れば、目の間の美しい風景を、彼の目で見えたように絵に写し取っている、という行為のようだ。
その友達は、イサムノグチもしかり、と言っていた。
何か自分の中のものを、強い表現でもって人に見せようとしているとしているのではなく、
例えば、風景という自然を、シンプルに自分の目で写し取るという行為。

ゴッホと同じと自分でいうのは何だか憚られるが、私が写真を撮るときも、気持ち的には、これに近いものがある。自分の眼でみた美しいものを、出来るだけそれに近いかたちで撮るぞ、という気持ちなのだ。
その時は、

余計な作為の気持ちが抜け落ちている、

といったらよいだろうか。
これは、建築という仕事では、体験しにくいもののように思い、撮るという仕事が教えてくれたことだと思う。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.17

作ってよいのです

今日は友達の家で、和菓子をつくりながら、近況報告。
友達からは、とってもハッピーなニュース。というか、かなり重大な発見!

“自分のために、モノつくっていいということに気付いた。”

とのことだった。

前にその友達は、“自分はゴミをつくりたくない”と世の中に本当に必要なものをデザインしたいといっていた。
でも最近、ある本のゴッホについて書かれた文章を読んで、自分の作ったものが実際に良く使えるとかは置いといて、とりあえず気持ちの趣くままに、つくってもよいと、心底思ったとのことだった。

なんだか面白いもので、“(私が)このヒトには、ものづくりをしてほしい”という人が、やる気満々で、エネルギーがみなぎってる状態は、私も自然と“つくる”っていう力が湧いてくるのです。
大事な人がそういう状態にいるのは、本当に喜ばしいことだな。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.16

ひとり旅の春京都・美山さぷり_その1

Miyamakitamura0406
美山町の北村という集落にて。


先週末は友人の旅行会社チェルカトラベルが主催する「春京都・美山さぷり日帰り旅」に参加する。

春京都・美山さぷり日帰り旅 
〜京都・美山で気軽に【女性旅】してみませんか?〜 少人数制なのでゆったりです
(春の旅は終了しました)

春に彼女に写真係で同行した時はまだ春先だったので、今回新緑の風景は、また新鮮。
今日はお天気もよく、茅葺きの集落には爽やかないい風が吹いていて、肌に心地よかった。
そして今回の旅で面白いなと思ったのは、スタッフをのぞく参加者13名のうち、女性ひとりの参加者も数名あったということ。ひとりで旅に出掛けると、気のむくまま自由に行動できるし、また新しい出会いもあり、友人と出掛けるのとは違った旅になることも。今日は私もお客さんとしてひとり参加したので(スタッフは知人であるが)、一人参加の女性何人かと新しい出会いがあり、新鮮な1日となりました。

Miyamakitamura0429
この集落に来るのは、3度目ですが、このちいさな藍美術館は初めて訪れました。
Miyamakitamura0433
展示方法等、なかなかユニークでした。
Miyamakitajima0443

Miyamakitajima0425
背後の山には、杉に高く絡まってる藤が。

Miyamakimura0397
その日のお昼は、茅葺き民宿“木むら”にて。写真の旬の素材をつかったお料理、いろりで焼いたあまご(奥)、写真には写ってないですが、地鶏の鍋と、蕨のとろろがけ。
素材の風味を充分活かしたお料理でした。地鶏鍋以外どれもうす味で、みんな美味しかったけど、個人的には、さといもの素揚げが一番気に入りました。シンプルに白いごはんも美味しかったなあ。

その2に続く。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.15

写真は、

昨日の経営相談での経営コンサルタントの方の言葉。
「写真は、

空間の一瞬を切り取ったものだ

と捉えることができる。」
というもの。

私は空間設計の仕事をずっとしてきたから、私の撮った写真は、この言葉の通りのものとなっているのかもしれない。それは、最近人から言われて気付いたのだけど。
モノを撮っていても、そのモノのまわりの空間ごと撮っている、というような。

この日のこの言葉は、自分の仕事のやり方として、大きなヒントになった。
何か、少しまとまってきたかもしれないです。



GWに訪れた安曇野のちひろ美術館の図書室。くつろいで本を読んでる人たち。
Chihirom0310

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.12

ちょっと撮影メモ

おとといは、錦市場ちかくの食べ物屋さんで、店の風景や料理を撮影した。

この日は、最近使い始めた新しいレンズを使う。単焦点(ズームなし)で、F1.4というとても明るいレンズ。
人を入れてその場の雰囲気を撮るという場合には、自分の位置どりさえ決めてしまえば、かえってズーム機能がないほうが、潔く構図を決めれていい瞬間を捉えられるように思う。
人と人とのいい瞬間を撮るって、本当に難しいなあと思うのだけど、あまり構えずに、とにかくシャッター切っていると、だんだん自分が乗ってくるというか、そこの場所での納めるべき瞬間がつかめてくるように、最近思ってる。

そして、お料理。
日本のお料理で、色が繊細だし、調理であまり油やみりんを使ってないものは艶も少ない。
素材の微妙な色と透明感、艶、影が強すぎない立体感を表現するのが大事かなと思う。

それから、お料理をその場で実際に食べるときは、お料理の香りとか、温かさとか、お店の賑わいとか、視覚的な情報以外にも、美味しさを感じさせてくれるものがある。でも、写真にそれら全部を納めることは難しいから、そのあたりも補ってくれるよう、視覚だけでパンチを与えるくらいに撮る必要があるなあと、改めて思う。


Nishiki0105
その日の歩いた錦市場。平日だというのに、とっても人が多かった。いつ行っても、ここの通りは、美味しそうで、盛りつけなんかもキレイなところが多くて、いつも目移りしてしまいます。


 
 

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.10

宿題_Dialog in the Dark

先月のことになるが、学生に簡単な宿題(調べもの)をだした。
まだ授業の空き時間がないので、学生からの感想は聞いてないが、

“2005年グッドデザインのユニバーサル賞を受賞したDialog in the Dark(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)について調べてきてください。”

というもの。
2005年のもので、世界、そして全国各地で開催されたようなので、ご存知の方もいると思いますが、
ダイアログ・イン・ザ・ダークのユニーバーサル賞についての詳細はコチラ
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(日本)のホームページはコチラ


これらのサイトでは、真暗闇の中での体験について、あたりまえながら詳細な記事は載せてないので、学生は、ネットで検索して実際に体験した人のコメントを探すことになる。よって得られるものは、あくまで他人の感想を通した推測にはなるが、
開発したデザイナーがダイアログ・イン・ザ・ダークの意図として

五感の再生
新しいコミュニケーションデザイン

と、あげているように、
私の意図としては、日々の生活では、五感の中で視覚という感覚の比重が高いのは否めない、この体験では“眼が見えないというとこは、どういうことか”という観点でなく、“視覚以外の感覚を、充分に働かせた世界とは、どんなものか”という視点をもつ機会になれば、というもの。
それがユニバーサルデザインというものへの理解につながり、視能訓練士という視覚にまつわる仕事につく彼らに、視覚が不自由な人の他の感覚器についても、興味を持つきっかけになってくれればと思っている。


余談ですが。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは体験していないけど、自身の真っ暗闇体験を思い出してみる。

養老天命反転地切り閉じの間(だったと思う)
信州善光寺お戒壇巡り
スキューバダイビングのナイトダイビング体験。

特にナイトダイビングは印象に残っている。
その時はうっかり皆からはぐれて迷子なって、暗闇の海中に一人でいるという体験をした。
本当にどうしようもなくなったら海面にあがって船を探せばいいので、さほど心配はしないで(だったと思う、他の人が心配するが)、手持ちの水中ライトを消して真っ暗闇を体験してみた。
自分の吐く息の音はするし、体は水のゆらぎを感じているけど、重力を感じず、自分の手元さえ見えない状況というのは、とても面白かった。

五感をすべて閉じられたとしても、“自分の存在というのは、意識だけで成り立つのでは”と感じた体験でした。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.08

和、倭

先日、京の表現塾のホームページの画像のために、お題(笑)をもらった。
「和のイメージ画像を用意してください。(風景とか)」

前に撮影したものでもよいということなので、
手持ちのもので何かあるだろうと思っていたんだけど、あらためて  

「和って???」

と、思ってしまった。ネット辞書で調べてみたら、和とは、倭とも書くとのこと、知らなかった。
辞書によれば、「中国・朝鮮で用いられた日本の古称。また、日本の自称。」、日本そのもののこと。

私に求められてるものは、和といっても、京都のものだろう。
この前知人に、「京都の建築とは、数寄、(極端にいえば)インテリア」というようなことを聞いた。これは、主に奈良時代の建築に対してのコメントだけれど。表現塾のメンバーが、創り出しているものも、主にインテリアで使うものばかり、そうかと思って、その日はまず茶室や書院のあるお寺に出掛けることにした。

出掛けるまで、そしてお寺についてからも、自分の中の「和」とは何だろうと、ぐるぐる考える。
頭に浮かぶのは、京都に来たばかりのころに見倒した、お寺(堂、書院、茶室、庭)の数々と、そして月並みだけど、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」のイメージ。
生活に根付いた、きちんとした和って、案外知らないなあ、と気付く。
もっと京都探検しようと、と思う。

Daitokuji_tear0654
“和”といえば、真っ先に頭に浮かぶのは、障子を通した柔らかな光。
または、縁側などの軒下の空間。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.06

京都、大徳寺近くの鯉ノボリ

Koinobori01
無くなった町家の間からのぞく鯉ノボリ。
ある意味、京都らしい風景。


| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.04

頼まれもしないのにする仕事

Azumino
安曇野のちひろ美術館にて。クジラのような雲とちいさな女の子。


ごく最近知り合いのなった方の日記で、著名な建築家の言葉をみつける。

「頼まれもしないのに絵を描く仕事を一杯しておけば、見つけてくれる人がいる。
大事なのはやるからには手を掛けて徹底的にやる。
無駄になるかもしれないが、頭、手、足を懸命に動かして備えを怠らない。」


私が、この言葉に反応したのは、先日知人と会ったときに、

自分の会いたい人にもっと会いにいく必要がある

と、思ったのと同時に、その時に自分の仕事の何かを持参するべきだと、思ったから。その自分の仕事とは私の場合、過去仕事では量が少ないから、これから作る必要がある。

それから、この“頼まれもしないのにする仕事”という言葉は、このブログでよく登場する“自分の仕事をつくる”という本にも、取り上げられている。
その章の結びには、

…要は、仕事の起点がどこにあるか、にある。
私たちはなぜ、誰のために働くのか。そしてどう働くのか。
「頼まれもしないのにする仕事」には、そのヒントが含まれていると思う。


私が今日思ったのは、頼まれもしないのにする仕事とは、自分自身(あるいはその一部)であるのだろう、ということ。

| コメント (4) | トラックバック (0)

2007.05.03

昨日の覚え書き_自社のファン/杉本博司の展示

昨日は大阪で、経営者の知人に会い、彼女の最近の活動についていろいろ尋ねる。
活きた情報を、丁寧にそしてざっくばらんに聞かせてもらって、本当に勉強になった。
自社の顧客はどこに存在するか、そしてそこにどうアピールしていくか、などの話になる。自分の顧客が、大きな市場の中でピンポイントに存在する場合、どう営業していけばいいのだろうか、(多分永遠に)難しいテーマ。
経営者は誰もが判ってる方法の一つである、「自社のファンをつくること」については、怠らず地道にやっていこうというかんじの話になる。

ここでも、

“自社商品のファンをつくる”のか、

“自社のファンをつくる”のか、

という話題になる。
自社のファンとは、小さい会社の場合、“経営者”といったらいいだろうか。
顧客がどちらもファンになってくれれば、もちろん良いのだけど。

彼女からは、たくさんのお話しを聞き、私の方は写真を見せる。
もっともっと作品をつくる必要を感じる。建築写真は難しいとあらためて実感。


せっかく大阪に来たので、NMAOに寄って杉本博司の展示を観る。
点数は少な目だったけど、好きな“数学的形体”シリーズの現物をはじめて見たので、結構感激する。
数式を表現する(たぶん)石膏の立体は、巨大なサイズに引き延ばされ、質感はしっかり描写されて存在感は充分なのに、あまり立体感を感じないのが面白い。
展示空間も、ほの暗くたっぷりとした空間に、静かに置かれていて、気持ちよかったです。

ついでにベルギー王立美術館展も観る。(本当こちらの方がメインの企画展です。)最近“オランダの光”というDVDを観てオランダの光、オランダの空が見たい、もしかして今回それに近いものが見られるかな、と期待していたのだけど、そういう空や光は無かったように思う。残念。今回の作家は、オランダの湖畔から遠いところで描いていた人達だったのだろうな。


Works05様々なる祖型 杉本博司 新収蔵作品展
070407-070624  NMAO国立国際美術館












| コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.01

“余はく”の京の表現塾

Yohaku0017

parammmが写真撮影のお手伝いをしている京の表現塾が住生活情報マガジン“余はく”の創刊号の特集に掲載されました。

特集のタイトルは
京都の美に遊ぶ
伝統技術を活かした、新たな挑戦が京都から始まってます。
匠の技が創り出す「美」を、心の余白に取り入れてみては…。

と、いうもの。


京の表現塾(サロン)は、各工芸の組合青年部を横断的にまとめた京都最大の工芸組織。現在の構成は、京うちわ、絞り染め鍛金・彫金くみひも、表具、砥石、扇子、金襴裂地、和本、木工藝、陶芸等々。高い技術をもち、京都工芸のブランドとして守るべき一線は守りながら、現代生活に活きるものとして、使う人(消費者)を念頭に置いたものづくりし、手元に届けたいとしている。
直近の活動は、著名なテーブルディネーターの方を迎えて新宿伊勢丹での催事「日本の意匠 和のこころ」でした。予定では、5月中には、京の表現塾HPもアップされます。

今回この冊子に掲載された京の表現塾の写真は、表紙を含め全てparammmが撮影しました。
Yohaku02

Yogaku03



 

    


| コメント (4) | トラックバック (0)

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »