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2007.02.24

同じ茅葺き屋根といっても

Miyama01
訪問先の寛ぎスペース。ここは茅葺きではなく、古い木造の校舎を移築し現代的にアレンジして使用している。天井が低いのがここちよい。
 
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旅行会社を営む友人の写真係として同行した美山町訪問では、観光協会の方のおすすめで、6軒ほど、それぞれとっても個性があるお食事どころ・お泊まりどころを見学することができた。

うち、茅葺き屋根の家屋で営まれているところ3軒。でも同じ茅葺きといってもオーナーの趣味嗜好で驚くほどカラーの違う空間になっている!かなり面白いものだった。
それぞれは、個性的なオーナーの趣味で集められた骨董に囲まれた密度濃い空間、古い民家であるには違いないが爽やかで明るいもてなし空間、それからオーナーの洗練された感覚で吟味されしつらえられた空間、といった感じ。空間を見せてもらいつつ、オーナーのお話しをきいていると、どんな風に訪れたお客さんを迎えたいか、はっきりと見えてくるのがまた面白い。
今ふりかえってみると、通常はお客さんが宿(あるいはお食事どころ)を選ぶのだけど、宿も自然とお客さんを選ぶといった感じだった(笑)。

また、旅行業のプロである友人の視点がおもしろかった。今回訪れたところは本当にユニークなところばかりで、あれもこれも撮らなきゃみたいな感じで、私はテンションあがりっぱなし、そして目が回りそうな感じだったのだけど、友人は、ここの宿はどんな人にうける、こんなシチュエーションで楽しめるなど、即座に答を出していた。たいがいは次の目的地への移動の車中でそんな話をしていて、その答の理由をきくと消費者からみてもいちいち納得するのだった。
この日彼女から聞いた話で印象に残っているのは、お泊まりどころでも、食べるところでも
「とにかく数を見る、食べるのが大事」
と、明言していた。
多くの物件をみているからこそ、てきぱきと自信をもって、ここはいい・よくないと判断できるのだろう。
空間とは個人的な鑑賞の対象で、いつもはゆっくりじっくり体験している私には、新鮮な視点だったのでした。

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旅行業を営む友人のこの日のブログ
ちぇるかの日記「京都の田舎モダン*大人女性旅仕様」
茅葺き屋根のInnとCafe、茅葺き屋根ではないけど、こだわりたっぷりのオーベルジュが紹介されています。

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2007.02.22

ひと仕事、終了(ほっ)。

昨日は旅行会社をしている友人に同行して茅葺き屋根の美しい集落が残る美山町に訪れ、再び写真係。
6軒ほど、宿や食事どころをまわって、写真をいっぱい撮りました。朝イチから活動していたけど、6軒分と茅葺きの集落を写真に収めることは、ほとんどスポーツしている感覚(笑)。考えて構図を決めて撮るというより、反射神経でシャッター切って、片耳ではオーナーの話をなるべく聞き漏らさないようにする、みたいな感じ。
でも、1日で美山町を愛するいろんな方々に会えて、ほっんとに充実してました。つくづくラッキーな一日だったと思う。

今日はその写真の整理、そして別の友人のフォトブックの写真画像の仕上げをしていました。
一つ一つの写真を撮ることもそうそう簡単とも言えないのですが、それを一つのフォトブックとしてまとめることもそれなりに手間を要して、単に“右から左”というような作業ではないと実感しました。
でも、このフォトブックの方の友人の活動は、私がチャレンジオフィスに入居した当時から注目していたので、彼女のお手伝いを、私のささいな能力を使って出来たことは正直に嬉しい!ちょっと感慨深いです…。
さきほど、やっとその作業がひととおり終わって、このブログかいてます。

今日はもう、遅くなってしまったので、明日美山町での体験を書こうと思います。

Yululi
美山町では、前々から聞いていた友人の陶芸の師匠のお宅も訪問。茅葺き屋根の民家ですごく洗練された住まい方をしてらした。素敵な空間にかなり感激、そしてしっかり寛ぎました(笑)。
民家の空間に、イサム・ノグチの照明、スウェーデン製の薪ストーブ、火鉢、コーヒーとケーキ、全部しっくりきていて面白かったです。

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2007.02.19

映画「不都合な真実」、プレゼンテーションについて

昨日友人とレイトショーでドキュメンタリー映画「不都合な真実」を見た。

京都議定書に批准しないアメリカで地球温暖化対策にずっと昔から(学生時代から?)取り組んで来たGore氏の活動がテーマだが、この映画を見る前に新聞記事を読んで興味をもっていたことがある。それは、映画中Gore氏がMacintoshのPowerBookを駆使しているということ。私も同じくPowerBookG4ユーザー(ただし、サイズは異なる)で、どんなふうに使いこなしているか、とても興味があった。だから、というわけでないですが、一緒に見に行った友人も同じくPBG4ユーザーでした。

映画を見て感じたのは、地球温暖化について警鐘を鳴らすGore氏のプレゼンテーションの明解さ、シンプルさ。加えてちょっと大袈裟かもしれないが、プレゼンテーション資料の美しさ。(新聞ではパワーポイントを使用していないことが特筆すべきと、書いてあった。)すごく助長していうと、Charles&Ray Eamesの教育用のスライドショーを見るような美しさチャーミングさ。特にグラフや模式図などの。
明解なスピーチとともにキレイな図で説明されると、するすると頭に入ってくる。言葉とイメージのバランスのよい組み合わせで頭にインプットされやすいものになっていると感じました。
単純にプレゼンテーション資料が美しいことも大事なのだなあと、実感。

今日アップルのサイトをチェックしたら、Gore氏がこの地球温暖化についての講演のプレゼンテーションに使っているアプリケーションはKeynoteというもの。美しい資料ができるだけでなく、Gore氏自身がプレゼンテーションをスタディするのも便利なよう。そして、時間が経つにしたがって明らかになってくる温暖化についてのデータの更新をスタッフが行うのも楽であるとのことでした。

映画を見終わって、PowerBookの話とは全然別に気付いたことがぽろぽろあった。
まず、Gore氏が大統領になっていたとしたら、アメリカの地球温暖化に対する取組みは現況とは全く異なったものになっていたと知る。それに驚く。とにかくアメリカのCO2排出量はダントツなので、地球規模でみても影響はかなりある。
また、映画というものは未だ影響力のある大衆に向けての周知ツールであると実感。
そして、自分の心にひっかかることについて、周囲の反応がどうであれ、考えつづけ、それについて活動をつづけることについての意味(多くの場合は、何か実りをもたらすのではないか)を改めて知る。

Top
PowerMacG5を使用するGore氏。メインモニター右のモニターにうつる映像はイームズのスライドショーを連想します。

Presentation
Gore氏のPowerBookを使用しての講演風景(と、思われる)

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2007.02.17

寒かった実測

今日は午後からウチの事務所のアシスタントさんと一緒に東山の古家の実測に。
以前一度ざっくり測ったけど、図面を起こし始めたらやはり測り足りないところが出てきたので、本日は細かいところをメジャーで地道に測る作業となりました。

古い家を実測したり写真をとったりして、観察していると面白い発見が結構あります。
今日の発見は、下地が竹小舞でもなく、ラスボードでもない、土塗り壁。教科書でしか目にしたことのなかったものです。ラス板のもっと小幅で薄い板がごく狭い間隔で打たれた上に、スサ入りの土が塗られていて、さらにその上に吹付けがしてありました。なるほど、これが本で見たものかあ、と観察しました。
この仕様は、ネズミくんが悪さをした跡や、ヒビわれた壁から判明しました。

あと、新築時ではありえないような造りを見つけると、たぶん住み始めて不便でこうしたんだな、などと推測するのも面白い。
この家では、窓の採光を塞ぐように立てられた収納の側壁を見て、「そういえば階段のある場所が悪いといって、ある時位置を変えたといっていたから、収納がこんな位置になってしまったんだな。」と読み取りました。こんなふうに家の使われ方の変移なんかが見えてきます。

一方がメジャーで測って読み上げ、もう一人はそれをメモり、スケッチだけでは、あとで頭の中で組み立てにくそうなところは写真をとってメモ。2時間程そんな作業をしてました。
すっかり体が冷えきったので、帰りに二人であったかいカフェでお茶をのみ、本日は解散。
これから彼女は記憶が薄れないうちに、図面の作業にとりかかります。

Tategu
細かい細工がしてあるチャーミングな建具。これは、この家をリフォームしても使いたいな。

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2007.02.16

一緒に育つ、育てる

昨日、これから一緒に仕事を始めるという女性たちと、お茶を飲みながら打合せをしていた時のこと。

 「人とのつながりって、名刺交換したら、はい、知り合いになりました、じゃないよね。」

から始まって、

「知り合って、一緒に仕事をして、相手のいいとこも悪いとこも経験して、信頼を積み上げていって、それを10年くらい続けて自分も相手も一緒に成長したら、いい仕事でいい報酬がもらえるようになると思う。」

というような話になった(聞いた)。
正直、同じ人と10年も一緒に仕事をしたことは無いが、とっても頷けた。

盛り上がったり、笑ったり、すったもんだしながらも、一緒に仕事を続けれるような人と、多く出会えたらいいなと思う。それには自分の方も、前向きにしぶとく育とうという気持を持っておかないと。

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2007.02.14

今日はコーヒーミルを注文

だいぶ前にブログで書いた白山陶器 森正洋デザインのコーヒーカップ&ソーサーは、三条烏丸の新風館で売ってるのを発見し、先月購入。やはりこれにしてよかったです、大きさ、バランスがとってもよいし、工業製品だというのに、とっても愛着がもてるようなデザイン。なんででしょ?角の微妙な丸さや、陶器自体の薄さ(華奢さ)からかな?
それに買ってみたら、スタッキングできるということがわかって、かなり満足。

コーヒーをちゃんといれたいと思い始めたのは、昨年春にKono式ドリッパーとサイフォンを使ってのコーヒーをいれるレッスンをうけてから。そのあと、友人に水色のKono式二人用ドリッパーを貰って、それで毎朝コーヒー入れて飲んでいるのだけど、あと、お湯を糸のように注げる細口ポットとコーヒーミルがほしいと思っていて、ずっと買ってなかった。(昨年春からかなり時間経ってますけど。笑)

しかし最近、すでに挽いていあるフェアトレードのコーヒー豆を友人からもらって、一緒に飲んだ時に
「自分で挽くのと、すでに挽いてあるものでは、同じ豆でも全然違う!」
と断言するのを聞いて、やっぱ買ったほうがいいかなと思いはじめ、やっと本日注文しました。
朝、一刻でもはやくコーヒーを飲みたい私は、手できこきこ挽くミルではなくて、電動のコーヒーミルを買うことにしました。ブラウンの白いシンプルな筒型のデザインのもの(これも前から決めてた)。早ければ、今週末に手元に到着。ふふ、単純に嬉しいです。

そうしたら、最後はコーヒーポット。
ホーロー製がよいか、いかにも細くお湯が注げそうな、ステンレス製がいいか、ずっと悩んでます。
友人はホーローで湧かすお湯のほうが、絶対美味しいという。それも頷けるけど、うさぎ印の野田琺瑯は、糸のようにお湯が注げるという話は聞いたことが無い。うっかりすると、ドボッと出るという話は聞いたことがあるけど(笑)。
琺瑯で湧かして、お湯を落ち着かせる(温度を下げる)ために、ステンレスの細口ポットに移し直すか?
性懲りもなく、まだ悩んでます…。


Cup
カップはスタッキングするとこんな感じ。


2007.02.13

日本の美しさって

先週の土曜日に、前に写真撮影させて頂いた伝統工芸を営む方々の会合に出席する。
その時に自分の撮った写真も何枚かプリントアウトして持参した。
それを見てもらっている折、綺麗と感じるところを一生懸命撮りました、ということを私が伝えたら、

「それが何なのか、私たちに教えてほしい」

と、美しい団扇をつくる老舗の方に言葉を頂いた。
家に帰ってから、私か今回の撮影で感じたものって何だろう、とあらためて思い返してみた。目にしたことがある限りのヨーロッパやアジア、メキシコなどの古い文化と比較して感じたのは、

月並みかもしれないけど、
繊細さ、素材の扱い、微妙な色彩、
でも際立つのは

“極められた抽象性”と“豊かな季節感”  

かなと感じた。

これらの美しさとは、京都の文化の美しさであり、おそらく日本の美しさでもあるのだろうな。
そして、現代の生活でも活かすことが出来るものだろうと思う。


Gosyo_ume京都御所は梅が咲いてます。



















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2007.02.09

写真を通してケアについて考える

少し前に知人からもらったチラシ。

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-記憶と記録のつくり方- 連続講座
哲学する写真「写真を通してケアについて考える」

(抜粋)…写真は、誰にとっても記録のための身近な道具ですが、それは単なる記録ではなく、記憶を共有したり、新たな思いを想い起こさせたり、人と人をつなぎ、世界を開いていくことができる能力をもっています。…

(沖縄の興味のある人なら、雰囲気でそれとなしに沖縄の離島で撮影されたとわかる大家族のモノクロームの写真が載っている)
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サイトはコチラ

チラシを貰った時も面白そうだなと思っていたけど、先日赤ちゃんとお母さん・お父さんの写真を撮影、そしてそのちっちゃなフォトブックを編集していて、撮影時の自分の体験とそのチラシの講座がすごく関係あるような気がしてきている。で、その講座の1回に申込みました。

赤ちゃんとお母さん・お父さんの写真の撮影は、たんに偶然ある家族の幸せの瞬間に立ち会った(傍観者)というだけでなく、何か自分も「関わった」気がしたのです。多少なりとも。その何かはちっちゃなフォトブックが出来た時にわかるかな?


それにしてもこの講座の申込先である
「アートミーツケア学会」
って素敵な名前です。 アートミーツケア学会についてはコチラ


Mexico03
Mexicoにて。
庭に植えられた大きな樹、アドベ(土レンガ)の家、積み上げられたトウモロコシ、ランニング姿のおっちゃん(家の主人)とちっちゃな息子、おばあちゃん。

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2007.02.06

木のスプーン教室

Spoon01
彫ってくれるのを待っている“スプーンの素”たち


ちょっと先の話だけど、4月にPotitek(ぽちてっく)さんが開くスプーン教室に参加する。
先日ぽちてっくさんが工房として使用しているユニークな共同オフィスを訪ねた時にスプーン教室のことを知り、友人と一緒にその場で申込みをした。

木のスプーンを作るという教室で、流れとしてはあらかじめ荒く形を取られた木のカタマリを選んで(大きさ、かたち、樹種、いろいろあります)、のみや小刀、ちびカンナを使って成形し、サンドペーパーでみがき、最後は植物性のオイルでぴかぴかに磨いて仕上げるというもの。本当に何も手を施してない木を成形するところから始めると、二日ががりにもなってしまうので、おおまかに型取りしてある木からスタートするとのこと。

教室の話を聞いて私が特に気に入ったのは、スプーンづくりの最後に自分でつくったスプーンで実際に食事をするということ!自分が実際に手を動かして一生懸命なんとか形にした「作品」で、すぐに食事ができるなんで、凄くいい!それに、疲れて途中でくじけそうになっても、鼻先のニンジンのような役目を果たしてくれるかな(笑)。
“たべる”ということは、誰もが必ず行う行為で、お腹も心も楽しく満たされる時間ですよね。その行為に使う自分にとっても親密な道具を、好きな木を選んで、自分でつくりあげるなんて幸せを感じそう(おおげさ?笑)。
つくるものがスプーンであるというのもいいなあと思う。箸でもなく(いいと思うけど、かたち的にシャープすぎる)、フォークでもなく(削るの難しそう)、ナイフでもない(バターナイフならいいかな。でも使用頻度はスプーンが勝ち)。
一緒に参加予定の友人は、ちびスプーンを作って端部に穴を空けて、革ひもなんか通してペンダントにしてもいいかも、といっていた。これって、木のスプーンならではのアイデアかな。

ちょっと先のお話しですが、4月末がとっても楽しみです。

Spoon02

ぽちてっくのお仕事はオーダーの木製家具のデザイン・制作と木の小物づくり。私は珍しいように思うのですが、女性ふたりで活動する木工チームです。
制作されている家具は、木の風合いを活かした飽きのこないシンプルなデザイン、そしてちょこっと“ぽちてっくらしい”味つけがしてあって愛嬌を感じます。
スプーン教室は、木という素材と家具工房ぽちてっくの入門編となっているように思いました。

HPもシンプルでさわやかなデザインです。
木の家具工房ぽちてっく


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2007.02.05

妊婦さんの遠足

Slowwalk01
昨年6月、糺の森での「Slow Walk 大人の遠足」


先日、赤ちゃんとそのお母さん、お父さんを写真を撮りにいったときに、私を写真係として誘ってくれた友人と妊婦さんの外出の話になる。
そしてその友人は

「妊婦さんのおでかけ」
なるものを企画したいのだ、と口にする。

それで思い出したのが、私が去年の6月に参加した「SLOW WALK 大人の遠足」。
森を案内してもらいながら歩くというものだった。具体的には、糺の森(ただすの森、要するには下鴨神社です)で樹、植物、いろんな話を聞きながら。
各自水筒や虫除けなんかをもって出町柳に集合、そこからゆっくりと下鴨神社に向い、そこで森の案内人(?)に、樹にまつわるお話しをきいたり、それに絡めたゲームをしたり。3時間ほど糺の森で過ごしたあとは、鴨川の川縁にいって、コーヒーにお菓子をつまみながら、歓談。友人ひとり以外知らない人ばかりだったのだけど、そんなふうにして歩いて時間を過ごすとうちとけやすく、自然にお互いの話をしはじめるから不思議なもの。

 前置きは長くなったけど、実はその参加者の中で臨月に近いと思われる若い女性がいて(一人で参加していた)、彼女が

「こんなふうに歩いたのは久しぶり」
というようなことを言っていたのを、思い出したのだ。

とてもゆっくりだったけど座ることもなく歩いていたので、途中ちょっと疲れた様子で皆とは別に休憩をとっていたことなども、「妊婦さんのおでかけ」を企画したいとする友人に話すと、
「当然ですが、そこをちゃんとケアします」
と、説明してくれた。彼女自身看護婦であるけど、どうやらそれとは別に一報を入れると何らかしら手を施してくれるお医者さんとも既に連携をとっている模様。妊娠したら出産するまで大事をとって、家にこもりがちになるケースもあるようだけど、こんなふうに専門家が見守ってくれてのお出かけだったら、安心して気分転換に出掛けられるかもしれない。

今日またその話になって、その友人から
「その機会でも写真撮ったら」
といわれて、それってすごくオイシイ話だなあ、と嬉しくなってしまった。
もし、企画するとすれば、梅雨前の5月だそうです。
緑の美しい時期ですね。


Slowwalk02
森の案内人の旦那さん。赤ちゃん連れです。


Slowwalk03
森を散策の最後は、鴨川べりで歓談。


Slowwalk04
もう一人の森の案内人は、東京で珈琲屋を営む方。ここでも、珈琲を点てて頂きました。

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2007.02.04

どうして判るのだろうか

先日、指物をやっている作家の方の工房をうかがう機会があった。この時も写真係。

木を組み合わせてつくられた繊細な細工物を実際に手にとって眺めることができた。どんなにシャープにみえるものでも、よく見ると手に馴染むように僅かに角がおとしてある。
また、ここの仕事場には鉋が数えきれないほどあった。100台くらいあったのではないだろうか。作るものにあわせて使いわけていくのだろう。中には親指をふたまわりほど大きくしたようなワラジ型の鉋もあって、あまりの小ささと、でもよく出来ているのにびっくりする。
木をくり抜いていって作った盆などを見せてもらったのだけど、それを成形する時に使うと聞いた。これで、わずかにわずかに木をくりぬいていくのだ。

つくられたものと一緒に道具の数々を目にしたせいもあるのだろうが、かなりエッジのきいてる作品でも、何かしら工業製品には無い手の跡を感じた。人の手を使って時間をかけて丁寧につくられたというような。
今もその木のやさしい肌触りを、思い出すことができる。

これって、誰しも直感的にわかるのではないかなと思った。意識すらしてない場合もあるかもしれないけど。
たぶん私の仕事にも言えるのだろうな。
 

Kannagake02
いい感じに散らかってるカンナ屑。(記事の指物の工房ではありません)

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2007.02.03

撮ることはコミュニケーション?

今日は知人の本づくりで、写真について話し合う。
その写真とは、先日私が生後二日目の赤ちゃんとそのお母さんお父さんを撮ったのもの、そして半分ほどはその知人が撮った記録的なもの。
知人が文章を構成したものにそれらの写真をつけて、ちっちゃな写真集をつくるということだ。

知人はお母さんと赤ちゃん(正確に言えば、妊娠時から)をサポートする仕事をしており、私が写真を撮らせてもらったお母さんとは、妊娠時に出会って無事出産の今にいたり、思い入れは私には到底はかりしれない程。
その本づくりのストーリーの流れ、そしてどの写真がそれにふさわしいか、私にスケッチをみせてくれながら、ベストにするにはどうするのがいいか四苦八苦しつつも、半分喜びの感じで興奮ぎみ。
その長い道のりの一番オイシイところを写真に撮らせてもらったようで、申し訳ないほどラッキーだなと思いつつ、それ以上に何か充足感を感じ、それはいったい何なのだろうと、知人の苦悩振り(=思い入れ振り)を見ながら考えていた。

漠然とだが、それは単に美しい瞬間を写真という形で切り取れたということだけでなく、“撮る”というかたちで、お母さんお父さん、赤ちゃん、それからサポートする知人とコミュニケーションしていたからではないかと、思った。たくさんの言葉を交わすことによるコミュニケーションというものではなくて、観察、そしてそれによる感情表現(私の)とか、実際の言葉による投げかけとか。

先週今週と、今回の知人の他にも写真を撮る機会があった。今こうして振り返ると撮るものが異なってはいたけど、それぞれのコミュニケーションがあったように思う。
そしてこの体験が、自分のデザインの仕事に何らかしら役に立つのではないかと、漠然とだが感じている。


Kannagake
“かんな掛け”の図。木工をやってる知人に、練習で写真を撮らせてもらいました。


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2007.02.02

今日は面談

チャレンジオフィスでは、2ヶ月あるは3ヶ月に1回、企業コンサルタント、キャリアカウンセラーの方に面接、そしてアドバイスを貰うことができる。ありがたいことに無料。
今回は年度末に近いということがあって、今年1年の事業の進行具合の報告をする。その中には昨年のおおまかな決算も含まれていて、最近は帳簿入力を時間を割いていた。

企業コンサルタントの方は 今回が2回目の面談なのだけど、前回も今回も私がどうしようか迷っている事柄について、展望のある方向に具体的な例をもってのアドバイスがあった。

今回の大きな相談の一つは、これからparammmのホームページをつくるのに取りかかるのだけど、その構成について。起業したばかりで、事例物件というべきものがほとんど無い場合には、どのように作ったよいか?という相談をしたことに対してのアドバイスをいただく。
ここでは詳しく書けないけど、それはホームページの構成というより、デザイン業務受注までの仕立て方のアドバイスでもあった。

その方法は私が上手く仕立てて実行できるかどうかは、まだまだこれからなのだけど、私が今迄のアトリエ系建築設計事務所のあり方について疑問をもっていた部分についても、絡んでいる。

1時間弱程度の面談、終わってちょっと晴れやかな気分でした。
さあ、伸ばし伸ばしに(伸ばし過ぎ 笑)していた HPにとりかかるぞー。


Kugisabi
市内でみかけた板塀。釘錆の跡が生き物みたいで面白い。

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2007.02.01

スパンが異なる仕事

最近、写真を撮らせてもらう機会(自分でやりたいと手を挙げている)があるのだけど、写真撮影というものは、本業の設計の仕事とは、1つの仕事に関わっている時間がまったく異なってそれがとても面白い。刺激的。

設計の仕事は時間が長くて、モチベーションの持続力というのがとにかく必要なのだけど、写真の方はどちらかというと、短い時間でどれだけ集中力を高めるかが求められるように思う。とにかくその場の一瞬で解決しなくちゃいけない、みたいなところがある。もちろんフィルムだったら紙焼きみたいな作業があるし、デジタルだったらコンピューターで加工したりの時間がもちろんあって、そちらはそちらで根気が必要とされるけど、シャッターを切る“瞬間”というのが一番の山場のように思う。

その異なるスパンのものを同時進行してやってるって、なんか自分の気持のバランスがいいように思えてきている。いままで体験したことない、不思議な感じです。


Kenninnji_doshi
東山の建仁寺、唐子遊戯図のある間。壁に襖がはめ込まれているのが面白い。
旅行業を営む友人のBlogで祇園散策(建仁寺も)の紹介してます。

ちぇるか日記“京都大人の女性旅

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